北川景子、緊張感溢れるシーンの連続に思わず息を漏らす 『ファーストラヴ』メイキング映像解禁

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女優の北川景子が主演を務める映画『ファーストラヴ』より、北川と芳根京子の共演シーンを捉えたメイキング映像が解禁された。2人がお互いの印象を語る姿や、撮影前の打ち合わせで緊張感溢れるシーンの連続に北川が思わず息を漏らす姿などが映し出されている。
【動画】北川景子&芳根京子が互いの印象を話す場面も『ファーストラヴ』メイキング映像
作家・島本理生による同名の直木賞受賞作を実写化する本作は、公認心理師が”動機なき殺人者”の心理に迫っていくサスペンスミステリー。
北川は主人公の公認心理師・真壁由紀役で、容疑者の心理を解明していくうち、自身が心の奥底にしまい込んでいた<ある記憶>も暴かれていくという複雑な役どころ。さらに由紀の義理の弟で、由紀と共に事件の真相に迫る敏腕弁護士・庵野迦葉役を中村倫也、父親殺しの容疑者・聖山環菜役を芳根京子、そして由紀の夫で迦葉の兄・真壁我聞役を窪塚洋介が務める。メガホンを取るのは、ドラマ・映画『TRICK』『SPEC』両シリーズなどの堤幸彦で、北川とは初タッグ。脚本は、ドラマ『八日目の蝉』などの浅野妙子。
このほど解禁されたのは、会うたびに供述が二転三転し感情の起伏が激しい容疑者・環菜を演じる芳根と、公認心理師としてその本心を読み解き事件の真相を明らかにしようとする由紀を演じた北川が向かい合う面会室での撮影の様子と、撮影を振り返る北川、芳根のコメントの映像。
ガラス1枚を隔てただけの面会室で、初めて事件のカギを握る環菜の過去の記憶を由紀がひもとくという緊迫のシーンの撮影とあって、堤監督が丁寧に言葉と感情を共有しながら演出をつけていく。それを受ける2人の対照的な表情や、思わず息をこぼしながら「重い…」とこぼす北川の姿から、それぞれが大きなプレッシャーと覚悟をもって臨んでいたことがうかがえる。
北川はこの撮影を思い返しながら「全く初めましての女優さんではなく、芳根さんだったことはすごく良かった。すごく体当たりで、段取りから本気で泣くし、たくさん手も足も面会室にぶつけながら、けがしながらでも、毎回100パーセントでぶつかってきてくれた。だから自分も、お芝居だけどうそじゃない本当の感情が出てきた」と、共に向き合い乗り越えた芳根に感謝。
芳根も「以前北川さんとはご一緒させてもらっていて、姉妹役立ったけどそんなに絡むシーンがあったわけではなかったので、今回はすごくうれしくて、爪痕を残すじゃないけど、こういう風に成長したんだなって思ってもらえたらいいなというのが一個、目標でもあった」と、相手が信頼を寄せる北川だからこそ全身全霊でぶつかったことを明かした。
さらに、公式インスタグラムでは北川×中村、北川×窪塚のメイキングも公開されることが決定。中村演じる事件の真相に迫る敏腕弁護士・迦葉が由紀と環菜は似ていると示唆するシーンや、由紀の夫・我聞を演じた窪塚が料理に挑戦するシーンの撮影風景、そして北川・中村・窪塚が互いの印象を語るコメントも収められている。
映画『ファーストラヴ』は、2021年2月11日より全国公開。