マンガ大賞2020受賞『ブルーピリオド』TVアニメ化 山口つばさ「目標の1つだった」
マンガ大賞2020を受賞した山口つばさによる漫画『ブルーピリオド』(講談社「月刊アフタヌーン」連載中)が、今年テレビアニメ化されることが決定。原作者の山口よりイラストとコメントが到着した。
【写真】『ブルーピリオド』作者・山口つばさの“カエル”自画像
本作は、高校生の主人公・矢口八虎が美大を目指して青春を燃やす、絵を描かない人にも刺さる“スポコン”美術物語。
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りながらも、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる矢口八虎。ある日、1枚の絵に心奪われ、その衝撃に駆り立てられた八虎は、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。
アニメ化決定にあたり、山口は「アニメ化は漫画家としての目標の1つだったのでうれしいです。監督さんやスタッフさんなど本当にたくさんのプロの方が関わって『ブルーピリオド』を再解釈、再構築してアニメ作品になるということは、作品が自分の手を離れると言うのとはまた違う『ブルーピリオド』と言う作品をみんなで共有させてもらっているような不思議な感覚があります。あと単純に美大受験を経験した身としては美大受験がアニメになると言うのはなんかこうこそばゆいですね」とコメントしている。
併せて、『ブルーピリオド』公式ツイッターアカウントと公式ウェブサイトも開設。今後はテレビアニメに関する追加情報やここだけのコンテンツなどの発信が予定されている。
テレビアニメ『ブルーピリオド』は、2021年アニメ化。