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加藤シゲアキ、約3年半ぶり舞台出演 青春群像劇『モダンボーイズ』で主演

エンタメ

 NEWSの加藤シゲアキが、4月に上演される舞台『モダンボーイズ』で主演を務めることが決定した。本作はかつて木村拓哉が1994年に主演を務めた舞台を新たな演出で蘇らせた青春群像劇で、加藤にとって約3年半ぶりの舞台出演作となる。

【写真】「オルタネート」で直木賞にノミネートされた加藤シゲアキ&書影

 NEWSとしてのグループ活動だけでなく作家としても活動し、昨年発表した小説「オルタネート」は第164回直木賞、2021年本屋大賞にノミネートされるなど、多彩な活躍を見せる加藤。舞台に出演するのは、2017年に東京グローブ座にて上演された『グリーンマイル』以来、約3年半ぶりとなる。

 今回加藤が挑む『モダンボーイズ』は、1994年に木村拓哉主演で都政施行50周年記念公演として上演された『洒落男たち~モダンボーイズ~』を、新たな演出で描く青春群像劇。舞台は日中戦争直前、浅草のレビュー小屋。プロレタリア革命を志す学生で、ひょんなことから浅草エフリィという芸名でレビューの人気者となった主人公・矢萩奏(加藤)が、小屋の座付き作家であった菊谷栄と出会ったことにより生きる居場所を見つけ、自分にしかできない革命を見出していく物語だ。かつて事務所の大先輩である木村も演じた矢萩を、加藤が2021年の今、どのように解釈し演じるのか注目が集まる。

 演出を手掛けるのは、一色隆司。一色はNHK大河ファンタジー『精霊の守り人』シリーズ第3部や、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』などの演出を務める傍ら、2016年に上演された『令嬢と召使』で舞台初演出。その後2018年には『人形の家』を、2020 年には宮崎駿原作『最貧前線』を演出し脚光を浴びた注目の演出家だ。

 主演の加藤は「『モダンボーイズ』の台本を拝読して、今こそ上演されるべき作品だと感じました。昭和初期の激動の時代、海外の文化の影響が思想にも娯楽にも現れる反面、その2つが衝突してしまう頃。検閲によって思うような作品を作れない、意のままに舞台を上演できないというのは、令和三年になった今、状況は違えど重なるところがあります」と本作が現代において上演される意義を強調。

 続けて「社会を良くするのは思想か娯楽か。人としての豊かさはどこにあるのか。そして、自分らしく生きるとは何か。レビューというエンターテインメントに生きた人々の息遣いと熱狂と興奮を楽しんで頂けるよう、私が演じる矢萩奏のように、私自身も情熱をもって演じ切りたいと思います」と意気込みをコメント。

 演出の一色は、主演の加藤について「アーティストとして様々な顔を持つだけあって溢れ出るエネルギーが半端ない方です」と評し、「それを正面から受け止めて、劇場に、そして、皆さんの心に光が射すような、そんな作品を目指します。世の中の厳しい状況はまだ続いています。しかし、脚本の横内謙介さんの言葉『演劇の灯は消えない』を胸に、私たちが少しでも前進する為のヒントになるような作品を創るべく、『劇場の扉を開いて』、慎重に、誠実に取り組んでいきたいと思います」と抱負を語っている。

 舞台『モダンボーイズ』は、4月3日~16日まで東京・新国立劇場中劇場にて、4月28日~30日まで大阪・COOL JAPAN OSAKA WW ホールにて上演。

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