ミュージカル『ウィキッド』映画版 監督は『クレイジー・リッチ！』ジョン・M・チュウ
映画
人気ブロードウェイミュージカルを映画化する『Wicked（原題）』。昨年10月の監督降板劇を経て、新たな監督が決まった。メガホンをとる事が明らかになったのは、映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』などを手掛け、大ヒットした『クレイジー・リッチ！』で注目を浴びたジョン・M・チュウ監督。Varityなどメディアが報じている。
【写真】クレイジーなほどリッチ！ ジョン・M・チュウ監督作『クレイジー・リッチ！』フォトギャラリー
本作は『オズの魔法使い』の前日譚で、南の善い魔女グリンダと西の悪い魔女エルファバの友情が描かれる。ブロードウェイで上演されたオリジナル版では、イディナ・メンゼルが西の悪い魔女エルファバを、クリスティン・チェノウェスが南の善い魔女グリンダを演じ、2003年にブロードウェイで初上演して以来、ロングラン上演を記録。トニー賞を受賞し、キャスト・アルバムはグラミー賞を受賞した。
オリジナルのミュージカルで作曲と作詞を手掛けたステファン・シュヴァルツが、ウィニー・ホルツマンと共に脚本を担当。またミュージカル版のプロデューサー、マーク・プラットが映画版でもプロデュースを務める。
また映画版では、オリジナル版に登場する楽曲「自由を求めて（Defying Gravity）」や「ポピュラー（Popular）」に加えて、新曲も製作されるという。
監督には当初、スティーブン・ダルドリーが決まっていたが、昨年10月に降板。新たに務めることになったチュウ監督は、『クレイジー・リッチ！』の他、 リン＝マニュエル・ミランダの人気ミュージカルを映画化した『イン・ザ・ハイツ』でもメガホンを取っており、ミュージカルはこれが初めてではない。『イン・ザ・ハイツ』は、新型コロナウイルスの影響で公開が延期されており、アメリカでは2021年6月に劇場公開と同時にHBO Maxにて配信される予定。
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