最終話目前『ワンダヴィジョン』これまでのあらすじ総振り返り!【ネタバレあり】
●第7話「第4の壁を破って」
かつてマーベル・コミックの『デッドプール』で繰り広げられた、第4の壁といわれる観客に向かって劇中から突然話しかけるユニークなスタイルで始まる第7話。ヴィジョンの危機に自分の能力を暴走させてしまったことへの“言い訳”をワンダがカメラに向かって語り掛ける。一度はウエストビューから外に出ようとしたことで命の危機を迎えたヴィジョンだが、ワンダの能力によって再びウエストビューの中にもどってしまう。同時に、ウエストビューの世界が拡大したことにより、逃げ遅れたS.W.O.R.D.のメンバーたちはウエストビューの中でサーカス団に変えられてしまっていた。記憶をなくしサーカス団の一員になっていたルイス博士は、ヴィジョンの力によって元の記憶を取り戻し2人でこの世界の謎を追うことに。しかし、2人は行く先々で妨害に会い、その行く手を阻まれてしまう。
『ワンダヴィジョン』第7話より/ディズニープラスで独占配信中
そして、ウエストビューの拡大から逃れたモニカは、ワンダを救うために再びウエストビューへ戻ろうと試みる。しかし、ワンダの心と同じように見えない壁はモニカの侵入を拒んでしまう。ワンダにもう会うことはできないのか? と思ったが、ついにモニカが”覚醒“する。悲しみを乗り越え、覚醒した“モニカ”。再びウエストビューでワンダの前に現れるが、ワンダはモニカを排除しようと攻撃する。覚醒したモニカは、「悪者にされないで」と訴えるが、ワンダには通用しない。そしてそこに、隣人アグネスが介入する。ワンダはモニカよりもアグネスを信用し、彼女の家へと向かうが、そこに預けたはずのビリーとトミーの姿はなく、物々しい雰囲気の地下室でワンダはアグネスの正体を知ることとなる…! なんと隣人のアグネスは、魔女アガサだったのだ!「この町で魔法使いは自分だけだと思ってた?」と話し始めるアガサに呆然とするワンダだが、同じ魔女として強大な魔力を持つワンダに興味を持ち、「どのようにしてこのウエストビューの世界を作り上げたのか?」と追求し始める…。
●第8話「前回までは」
『ワンダヴィジョン』第8話より/ディズニープラスで独占配信中
アガサの能力によって、ワンダは自分の幼少期からの記憶をたどることに。第1話から続いてきたシットコムの展開はもはや片りんもなく、世界は完全にワンダが活きる現実世界とリンクする形となった。これまでのシットコムらしい明るく愉快な物語の根底にあったワンダの悲しい過去が徐々に明らかになっていく。幼少期の家族との楽しい時間、そしてその団欒(らん)を一瞬にしてミサイルが地獄へと変えてしまったことや、ヒドラの人体実験により能力を手に入れたこと、双子の兄ピエトロを失って悲しみに暮れたときに支えてくれたヴィジョンの存在、そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』での最愛の人との別れ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、世界に平和が戻っても自分の大切な人々は戻らない残酷な現実…。
幼少期から大切な人と平穏に幸せに暮らしたいという儚い願いを抱いてきたワンダ。ワンダはヘイワードからヴィションの遺体が今後兵器として使用されないようにするために細かく解体され、葬られることを知る。悲しみを深くする彼女だが、それがヴィジョンの望みだということも知り、S.W.O.R.D.を後にする。そして向かったのは、普通の田舎町であるウエストビュー。その住宅街の一角にあった空き地は、ヴィジョンが戦いの後にワンダと静かに過ごすために購入した土地だった…。彼女の切ない想いがたびたび裏切られ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、悲しみを抱えきれなくなったワンダは、ついに彼女の強大なパワーを暴走させ…。
●いよいよ最終話!
ついにウエストビューの謎が明らかになり、いよいよ最終話でワンダはどんな決着を迎えるのか? 毎週大きな衝撃が待ち受ける本作は今日の配信がついに最終回となる。
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』はディズニープラスで独占配信中。最終話は本日17時配信。