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中島健人、原作読んで「大号泣した」 『桜のような僕の恋人』映画化で主演 共演に松本穂香

映画

関連 :

中島健人

松本穂香

深川栄洋

<コメント全文>
●中島健人(朝倉晴人役)
小説の中で大恋愛ができないかなと思って書店巡りをしていた時、運命的に出会った1冊の本。
美しい表紙とタイトルの引力に引き寄せられて手に取ったのが、「桜のような僕の恋人」でした。
美しくも儚い晴人と美咲の恋が、桜というやはり刹那的な美しさをもった花に象徴されている。
大号泣したこの小説の映画化のお話をいただいた時は、震えるような感動と同時にずっしりと重い責任を感じました。
渡された映画の脚本は、僕の役者人生の中でもっとも泣いた宝物のような脚本です。
一文字一文字が桜の花びらのように、とても綺麗で……。
「ひたすらに努力を惜しまないで下さい」という深い言葉をくださった深川栄洋監督、清廉な美しさをもった松本穂香さんと共に、僕の26年の人生の最高傑作にしたいと強く思っています。

●松本穂香(有明美咲役)
読む度に、脚本全体に溢れている温かさを感じ、胸がいっぱいになりました。
この物語は他人事ではなく、生きている私たちひとりひとりの物語だと感じています。
どうかその温かさを観て頂ける方々にも伝えられるよう、深川監督、中島健人さん始め素敵なキャストの皆さんと一緒に、最後まで大切に描いていきたいと思っています。

●深川栄洋監督
2020年2月、コロナに襲われて撮影が中止となってから、半年間、社会が止まったと同時に私も仕事が出来ず、途方にくれました。丁度その時、映画『神様のカルテ』を共に作ったプロデューサーからのこの企画のお話がありました。奇しくも『神様のカルテ』は2011年に大震災が起きた年の夏に公開されています。映画やドラマは直接、人の命を助けることはできません。しかし、傷ついた人々や疲れた心を癒すことが出来るのではないか? と、あの年に学びました。この物語は、多くの人々の心に伝播する力を持っています。ただの純愛作品ではない、運命に立ち向かうスピリットを持った映画にしたいと思います。

●宇山佳佑(原作者)
物語の着想は20歳の頃。まだ何者でもない若造だった僕は「いつかこれを映画にできたら……」という途方もない夢を抱き、その夢の開花を願ってきました。
この上なく素晴らしい脚本、監督・製作チーム。
そして、拙著を心より愛してくださっている中島健人さんが晴人を、凛とした強さと桜のような儚さを感じさせる松本穂香さんが美咲を演じてくださること、そのすべてが望外の喜びです。
お二人が咲かせてくれる桜が今から楽しみでなりません。

●春名慶(プロデューサー)
花はいつか散る。枯れてしまうから切ないのではなく、美しかった記憶や叶わなかった想いがそこに宿るからこそ心を揺さぶられるのだと思います。
桜舞う春から夏秋冬と刹那を駆け抜けた晴人と美咲に訪れる希望と絶望の物語。
中島健人さんには「愛すべき未完成」な等身大の懊悩を、松本穂香さんには「不条理に抗う」王道ヒロインの輝きを、存分に演じてもらえることを期待しています。

●高橋信一(エクゼクティブ・プロデューサー/Netflix コンテンツ・アクイジション部門 マネージャー)
Netflix映画として「まだ観たことの無い物語」を探し求める中で、美しくも儚く、人々の記憶に残る「桜」という極めて日本らしいモチーフを通して描かれる新たな恋物語に心打たれました。
この映画を観た全ての方が、春が来る度に、そして、桜を見る度に、晴人と美咲の忘れがたい恋物語を思い出して頂けるような作品になることを楽しみにしています。

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