『JUNK HEAD』3.20異形の人形展示会開催 地底生物の正体を写す画像も一挙公開

SFストップモーションアニメ『JUNK HEAD』で使われた人形や絵コンテなどの展示会が、3月20日から開催されることが決まった。アップリンク渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺にて、それぞれ異なるキャラクターの人形が展示される。アップリンク京都では、公開初日の3月26日から、映像ギャラリーにて堀貴秀監督自ら製作したメイキング映像が展示される。
【写真】不気味だけどかわいい! 『JUNK HEAD』マリガンたちのビジュアルを一挙公開
本作は、環境破壊やウイルス感染による遺伝子崩壊で世界が滅亡に向かう中、地底の迷宮を舞台に人類存続を懸け繰り広げられる壮大な冒険物語。本職は内装業という異色のクリエイター・堀貴秀監督がたった1人で作り始め、総ショット数約14万コマ、フィギュアはすべて手作りという狂気の愛と熱量により、7年間かけて完成させた。
本作に登場する個性豊かな<地底生物・マリガン>たちの全貌が明らかになる画像が解禁された。
マリガンとは、本作の主人公パートンが地下世界に地下調査員として生態調査をしていく中で登場するキャラクター。用途別に6種類が創造され、それ以外はクローンとされていた。しかし、廃墟となった地下都市に変異体として生命を実らせた“木”が出現し、以降その“木”を中心に独自の多様性を持つ生態系のマリガンたちが生まれた。
公開されたマリガンのビジュアルは型もいれば怪物のような姿もあり、さまざまなな形態が存在。生殖能力は機能していないが男女のような違いもあり、不気味さとかわいさが同居したフォルムとなっている。
アニメ映画『JUNK HEAD』は、3月26日より全国順次公開。