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駒井蓮&豊川悦司が親子役 青森×津軽三味線×メイドカフェ『いとみち』予告解禁

映画

 第16回大阪アジアン映画祭にてグランプリと観客賞をダブル受賞した、女優の駒井蓮と俳優の豊川悦司が親子役で共演する映画『いとみち』より、予告編と2種類のビジュアルが解禁された。

【動画】トヨエツがエール「けっぱれ(頑張れ)」 映画『いとみち』予告編

 本作は、ベストセラー小説『陽だまりの彼女』などで知られる越谷オサムによる同名の青春小説を、鬼才・横浜聡子監督がオール青森ロケで映画化した人間ドラマ。思春期の少女の葛藤を核に、津軽三味線が紡ぐ三世代家族を描く。主演の駒井が1年がかりで特訓した津軽三味線の演奏を披露するほか、新進気鋭の音楽家である渡邉琢磨が劇伴を担当する。

 主人公の相馬いとは、青森・弘前市に住む津軽三味線が得意な16歳の高校生。津軽三味線を弾く時に爪にできる糸道が名前の由来となった。強い津軽弁の訛りにコンプレックスを持ち話すことが苦手で友人も少ないが、芯はじょっぱり(意地っ張り)。一大決心をして津軽メイド珈琲店でのアルバイトをはじめたことをきっかけに、祖母、父、バイト仲間たちに励まされながら成長していく。

 いとを駒井、いとの父・耕一を豊川が演じる。そのほか、祖母のハツヱを西川洋子、メイドカフェの仲間でシングルマザーの幸子を黒川芽以、同じくメイドカフェの仲間で漫画家志望の智美を横田真悠、津軽メイド珈琲店の店長・工藤を中島歩、店のオーナー・成田を古坂大魔王、同級生の早苗を青森県のご当地アイドルグループ・りんご娘に所属するジョナゴールド、常連客・青木を宇野祥平が演じるなど、個性的な面々が集結した。

 予告編は、16歳のいとが、特技の津軽三味線に対し「アホみてぇだっきゃ」と思春期ならではの葛藤を見せる姿や、いとの父で民俗学者の相馬耕一(豊川)から「お前言葉使うの苦手だから、音で対応する」と言われる場面から始まる。そんないとは、人見知りを直すため、津軽メイド珈琲店でバイトを開始。メンバーの和嶋慎治と鈴木研一が青森県弘前市出身のロックバンド・人間椅子の劇中曲「エデンの少女」が流れる中、店の仲間やオーナー、常連客に囲まれながら奮闘していく姿が映し出される。

 映像の後半では、いとがメイドとして働くことに難色を示す耕一とすれ違う場面や、三味線を生き生きと演奏する姿、店で耕一から「けっぱれ(頑張れ)」と言われうなずく姿が映し出され、最後は力強いまなざしで歩いて行く姿と、突然訪れた店の危機を救うため「三味線弾がせでください」と店長へ申し出るセリフで幕を閉じる。

 ビジュアルは、「青森×津軽三味線×メイドカフェ」のコンビネーションを、「青」と「赤」の2パターンで表現したもの。「青」は、岩木山をバックに、メイド服姿のいとが溌剌とジャンプする姿を切り取ったもの。その横には「わぁ、三味線弾ぐ」という言葉が叫ぶように添えられており、自分の殻やお店の危機を打ち破ろうとするいとのパワーを感じさせる躍動感あふれるビジュアルとなっている。

 「赤」は、鮮烈な「赤×白」を背景に、芯は“じょっぱり”のいとがあえて笑顔を見せず仁王立ちで前を見据える姿を配置したもの。その横には、「少女よ、駆け抜けろ!」という勇ましいコピーが添えられており、不器用ながらも今の自分から脱却しようとする少女の衝動を表現したものとなっている。

 映画『いとみち』は、6月18日より青森先行上映、6月25日より全国公開。

映画『いとみち』本予告

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