『おちょやん』千代「もし私ら一緒にいてたら…」 “元夫婦”の人生重なる場面に反響
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杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の最終週「今日もええ天気や」(第114回)が13日に放送され、劇団員の前で千代(杉咲)と一平(成田凌)がセリフについてやり取りをするシーンに、視聴者がざわついた。
【写真】『おちょやん』最終話場面写真 “元夫婦”の千代(杉咲花)と一平(成田凌)は同じ舞台に立つ
千代は2年ぶりに一平と灯子(小西はる)と対面。そこで千代は、再び鶴亀家庭劇の舞台に上がる決意を一平に伝える。数日後、鶴亀家庭劇の稽古場へ足を運んだ千代は、一平や劇団員たちと共に、かつて恋仲だった男女の40年ぶりの再会を描く「お家はんと直どん」の稽古を始めることに。
稽古が終わると千代は一平に歩み寄り「最後の場面のセリフだすのやけど、ちょこっと足してみてもよろしおますか?」と申し出る。「どういう風に?」と聞く一平に千代は「“もし私ら一緒にいてたら、どないな人生があったやろか?”とか?」と自身で考えた新たなセリフを言ってみせる。
すると一平は「ええやないか」と応え、自身が演じる直吉のセリフを考えようとするが、どこかぎこちない。そんなかつての夫婦、千代と一平の姿を、劇団員たちは固唾を飲んで見つめている。そこで千代は改めて「もしあのまま私ら一緒にいてたら、どないな人生があったやろか?」と問いかけるように言うと、一平は「そないなこと、考えてもしゃーないやないか」と返答。これに千代が「そうですなぁ…今ある人生、それが全てですな」と言葉を重ねると、一平は「うん、ええ感じや」と一言。見守っていた劇団員たちも、ホッと胸をなでおろす。
千代と一平の人生が重なるような芝居上のやり取りに、ネット上には「芝居通してようやっと向き合えたなぁ」「ノンフィクションやな」などの声が集まった。また、そんな千代と一平のやり取りが気になり、2人を凝視する劇団員の姿が映し出されると、ネット上には「みんな気になりすぎるよなこの会話ww」「集団ガン見」といったコメントが投稿された。
その後、第114回では本番当日の劇場の様子も描かれた。本番が始まり、千代が登場するところで幕を下ろした第114回。千代と一平が再共演を果たす最終回の放送を前に、ネット上には「終わるのが辛すぎロスになる」「おちょやん、終わらないで〜!」などのコメントも集まっている。