『おちょやん』千秋楽 感動のフィナーレに絶賛の声 テルヲら“家族”の3ショットも
杉咲花が主演を務めるNHK連続テレビ小説『おちょやん』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の最終週「今日もええ天気や」(最終回)が14日に放送され、舞台復帰を果たした千代(杉咲)が満場の拍手と感動の涙で迎えられ、物語が大団円を迎えると、ネット上には「朝から号泣」「素晴らしいグランドフィナーレ」といった反響が巻き起こった。
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女優・竹井千代が、再び道頓堀の舞台に立つ日を迎えた。演目は鶴亀新喜劇の旗揚げ公演と旗揚げ1周年記念公演で披露された「お家はんと直どん」。舞台が幕を開け、ついに千代と一平(成田凌)が共演する場面に突入する。
劇中で40年前に恋仲だったテルと直吉を演じる千代と一平。2人は40年前に別れた元恋人を息ぴったりに演じてみせる。40年ぶりの再会に顔を赤らめるテルと直吉だったが一転、テルは真剣な表情で「もしあのまま、私ら一緒にいてたら、どないな人生があったんやろうか…?」とつぶやく。これに直吉は「そないなこと考えてもしゃーないがなぁ」と一言。この言葉に納得したテルは「あんたと別れへんかったら、大切な人たちと出会うこともでけへんかった」と返し「あんさんも私も、愛するわが子と出会うこともでけへんかった」と笑顔で語る。
客席からは春子(毎田暖乃)が、そして舞台袖では熊田(西川忠志)や灯子(小西はる)、劇団員たちが見守る中で、一平演じる直吉は「なぁ、テル…おおきに」と頭を下げる。これに千代演じるテルも深々と頭を下げながら「おおきに」と応じる。そしてテル役の千代は客席を見渡しながら「生きるっちゅうのは、ほんまにしんどうて…おもろいなぁ!」と言い放つ。
すると客席に亡くなった父・テルヲ(トータス松本)、母・サエ(三戸なつめ)、弟・ヨシヲ(倉悠貴)が姿を見せ、うれしそうに千代の名を呼び拍手する。千代の家族の声援をきっかけに、満場の客席からは大きな拍手と声援が贈られ、舞台上の千代も涙をこぼしながら笑顔で客席を見つめるのだった。
千代が復帰の舞台で披露したセリフに、ネット上には「刺さる ものすごい刺さる」「千代ちゃんが言うと重みがまじで違う」などの声に加えて「涙腺崩壊」「朝から号泣」といった反響も相次いだ。
最終回は復帰舞台を大成功で収めたのちに、千代が娘の春子と共に明るく歩みを進める姿で幕を下ろした。放送終了後、ネット上には「文句なしでここ数年で最高の、大団円な最終回」「素晴らしいグランドフィナーレでした」などの投稿が多数寄せられ、さらに「#おちょやんありがとう!終わるの寂しいな…」「明日から…ロスが怖い…」といったコメントも書き込まれている。