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のん脚本・監督・主演映画『Ribbon』 上海国際映画祭GALA部門に選出 メインビジュアル解禁

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 のんが脚本・監督・主演を務める映画『Ribbon』(2022年公開予定)が、第24回上海国際映画祭の特別招待作品としてGALA部門に選出され、公式出品が決まった。併せて、のん演じる主人公が大量のリボンを身にまとうメインビジュアルが解禁された。

【写真】ベッドの上から外を眺める姿も 映画『Ribbon』場面写真

 のんが監督を務める初の劇場長編作品となる本作は、コロナ禍により未来を奪われた美大生の再生の物語。表現のすべを奪われ、自分のやるべきことを見つけだせずに葛藤する美大生(のん)が、うっ屈とした現状を持ち前のパワーで痛快に打破していく姿を描く。

 のんが監督を務めるのは、YouTubeオリジナル作品『おちをつけなんせ』(2019)に続き、本作が2作目。

 本作が公式出品される上海国際映画祭は、1993年に開始され、今年で第24回を迎える。国際映画製作者連盟の公認を受ける中国で唯一の国際映画祭であり、世界12大映画祭の一つに数えられるアジア最大規模の映画祭だ。世界中から集まった数千本の作品から例年500作品近くの映画が上映される中で、GALA部門に選出されるのはわずか数作品。

 本作の上映は同映画祭が初となり、上海でワールドプレミアを迎える。のんの登壇はないが、上映前にビデオメッセージで登場する予定だ。

 本作では主人公のさまざまな感情の流れをリボンで表現しており、メインビジュアルに写し出された、絡み合う大量のリボンに身を包む姿は、かわいらしくありながらも、コロナ禍の美大生のモヤモヤとした葛藤を感じさせる。衣装は、のんがリボンの色合いやバランスなど細部にまでこだわって制作。正面を見つめる印象的なまなざしや、「ゴミじゃない。」というキャッチコピーにも、作品の世界観が反映されている。

 映画『Ribbon』は、2022年公開予定。

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