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性的暴行疑惑のケヴィン・スペイシー、俳優業に復帰

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ケヴィン・スペイシー
ケヴィン・スペイシー(C)AFLO

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ヴァネッサ・レッドグレイヴ

 性的暴行やセクハラの数々が告発されて以来、表舞台から姿を消したケヴィン・スぺイシーが、フランコ・ネロ監督のイタリア映画でスクリーンに戻ることが明らかになった。

【写真】ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』で主演を務めたケヴィン・スペイシー

 Varietyによると、ケヴィンが出演するのは『L’uomo Che Disegno Dio(原題)』。本作のプロデューサーを務めるルイ・ネロが同メディアに対し、ケヴィンのカメオ出演を認めた。フランコが主演し、ケヴィンは出番の少ない刑事の役で出演。ケヴィンは、2017年に性的暴行を告発されて以来、はじめての出演になるという。

 ケヴィンの復帰については、現地時間22日、ABC Newsが第1報を伝えた。当初、監督の妻であるヴァネッサ・レッドグレーヴが主演すると報じられたが、ルイ・ネロによると彼女はイギリスからイタリアに渡航することが可能であれば出演するが、フランコ演じるキャラクターのピアノ教師という役柄で、彼女もやはりカメオ出演になるという。

 ABC Newsに対し、監督は「ケヴィンが私の作品に出演することを承諾してくれてうれしく思う。彼のことは素晴らしい俳優だと思っている。撮影が楽しみだ」とコメント。一方のケヴィンは、ABC NewsとVarietyに対しコメントを拒否しているそうだ。

 Filmitaliaによると、本作は低予算映画で、人間の声に耳を傾け真実に命を吹き込むことのできる、才能ある盲目のアーティスト物語で、彼の成功と転落が描かれるという。

 ケヴィンは、『スター・トレック:ディスカバリー』などに出演するアンソニー・ラップから、14歳の時に性的暴行を受けたと告発されて以来、性的暴行やセクハラの告発が相次ぎ、主演ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』は降板。すでに撮影を終えていた『ゲティ家の身代金』は登場シーンを全てカットされるなど、表舞台から姿を消した。2018年に公開された『ビリオネア・ボーイズ・クラブ』を最後に出演作がない。

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