『漁港の肉子ちゃん』キャストボイス&新映像も 稲垣来泉が歌う映画版MV公開
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6月11日に劇場公開されるアニメ『漁港の肉子ちゃん』より、稲垣来泉が歌う主題歌「イメージの詩」のミュージックビデオが解禁された。ミュージックビデオには、豪華声優陣の吹き替えや新映像も収録されている。
【動画】キャストボイス&新映像あり 『漁港の肉子ちゃん』映画版MV/稲垣来泉「イメージの詩」
直木賞作家・西加奈子による35万部超の同名ベストセラー小説をアニメ化する本作は、漁港の船に住む2人きりの母娘、肉子ちゃんとキクコの秘密が結ぶハートフルコメディー。原作小説にほれ込んだ明石家さんまが企画・プロデュースした。肉子ちゃんの声を大竹しのぶ、娘キクコの声をCocomiが務めるほか、花江夏樹や下野紘、吉岡里帆、マツコ・デラックスらも声優として出演している。
主題歌「イメージの詩」は吉田拓郎のデビュー曲で、明石家さんまが「人生の教科書」と言い切る名曲。劇中で描かれる母娘の物語にもマッチした楽曲を新たな世代にも伝えたいというさんまの提案から、サウンドプロデュースをGReeeeNが、編曲を武部聡志が手掛け、10歳の人気子役・稲垣来泉がカバーした。
若き日の肉子ちゃん(大竹)が男に騙されている様子を見て心配する当時の親友・みう(吉岡)の会話からスタートするミュージックビデオは、稲垣のあどけなく力強い歌声にのせ、主要キャラクターたちの姿を捉えた新たな本編映像をふんだんに収録。肉子ちゃんとキクコの親子愛をひしひしと感じられ、思わず胸を打たれるやり取りが続く。2人の間にどのような秘密が結ばれるのか、物語の行方が気になるミュージックビデオに仕上がっている。
稲垣は「さんまさんが声で選んでくれた事に自信を持って私は歌いきりました。さんまさんやスタッフの皆さんが、うなずいてくれたので、とても良い歌になっていると思います」と手応えを語る。
オリジナル楽曲を手掛けた吉田は「心の底から『素晴らしい』。今回の“時を超えた奇跡的なレコーディング”に震えました」と絶賛。「10歳の少女が力いっぱいに(時にはシャウトしながら)歌い切った『新イメージの詩』は決してカバーなどと言うレベルのものではありません。まさに2021年に“叩きつけられた新しいメッセージ”ではないでしょうか」とコメントしている。
劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』は、6月11日より全国公開。稲垣の歌う主題歌「イメージの詩」は5月26日より配信開始。