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『きれいのくに』「みんなの“好き”って、私の“好き”じゃない」“小野田”吉田羊の至言にネット共感

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 俳優の稲垣吾郎が出演するドラマ『きれいのくに』(NHK総合/毎週月曜22時45分)の第7話が24日に放送。吉田羊演じる女優・小野田のセリフにネット上で共感の声が集まった。

【写真】“凛”見上愛は映画館へ“小野田”吉田羊を尋ねる

 本作は、誰しもが抱える容姿へのコンプレックスにまつわるジュブナイルSFドラマ。ほとんどの大人が“同じ顔”をした不条理な国を舞台にした青春ダークファンタジーで、新進気鋭の劇作家・加藤拓也が脚本を手掛ける。

 美容手術をしていない人々“プレーン”が集まる『きれいのくに』で、違法な裏整形を知った凜(見上愛)。誘惑に揺れる凛は、学校で観た啓発映画に出演していた女優・小野田(吉田)の働く映画館を訪れる。映画の鑑賞後、凛は館内を清掃していた小野田に声を掛けた。

 「なんであぁしなかったんですか?」。大人の多くが同じ顔に整形している世界で、他の人と同じ顔ではない小野田は「私はなんか、そういうトレンド的な、みんなが好きなものを好きになれないみたいな、そういう気持ちがあって」と打ち明ける。「私、普通に『良い』ってなりそう」という凛に対し、小野田は「みんなの『好き』って、別に私の『好き』じゃないじゃん。私は私みたいな、誰かの『好き』でいいかなって思って、顔はこのままにしてる」と明かすのだった。

 このシーンにネット上では、「至言だわ」「救われるセリフ」「大事なこと仰ってる」「深い そうだよね」「なんか分かる気がする」と反響が集まった。

 また、以前かられいら(岡本夏美)に避けられていることが気になっていた中山(秋元龍太朗)は「俺さ、なんかしたかな」と直接れいらに尋ねる。れいらは、遺伝子操作をされた中山の顔に、かつて暴力を受けたパパ活相手(稲垣吾郎)の面影が重なり取り乱してしまう。

 れいらがトラウマに苦しんでいたことを知った中山は「全然知らなくてごめん」と侘びる。「逆にごめんね。全然中山悪くないのに」と謝るれいらに、中山は「一旦、俺らはなんか喋らないようにしよっか。喋らないようにってか、見えないようにってか、無視してさ、俺のこと」と提案。れいらが「わざとやるってなるとなんか、寂しいね」と言うと、中山は「一旦だよ、一旦だから。れいらが、本当に大丈夫になるまでだから」と笑うのだった。

 トラウマを抱えるれいらに対する中山の態度に、視聴者からは「中山君いい子過ぎる」「中山くんが切ない」「ものわかりのよさ、優しさが哀しい」「なんも悪くないのに」「中山君の優しさ報われてほしい」といった声が寄せられた。

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