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『イチケイのカラス』入間が説いた“助けを求める勇気” 視聴者「心の声を言葉にすることも大事」

ドラマ

ドラマ『イチケイのカラス』第8話場面写真
ドラマ『イチケイのカラス』第8話場面写真(C)フジテレビ

 俳優の竹野内豊が主演を務める月9ドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の第8話が24日に放送。竹野内演じる入間が説いた“助けを求める勇気”についてさまざまな声が集まった。

【写真】判決を言い渡す入間(竹野内豊)『イチケイのカラス』第8話より

 入間(竹野内)たちが扱う傷害事件の被告人の恵子(真凛)は、他の窃盗事件の被告人だった。万引きの前科があった恵子は、再び万引きをし、万引きの目撃者の史絵(朝加真由美)の頭を石で殴り、ケガを負わせた。しかし、第2回公判で恵子は、史絵の頭を殴ったのは、実は彼女が万引きをしたところを目撃し、止めようとした際に襲われて抵抗したからだと証言する。

 恵子は育児と義母の介護の疲れから軽いうつ状態で、窃盗症とも言われる“クレプトマニア”という病気を抱えていた。夫からは離婚を切り出され「『大丈夫、育児も介護もちゃんとできる。二度と事件は起こしません』。君の大丈夫は全然大丈夫じゃなかったんだ!信じてたのに」と言われてしまう。

 恵子と同じ“クレプトマニア”を抱えていた史絵は、法廷で真実を打ち明け、涙する。入間は、2人に「『助けて』と言うのはとても勇気のいることだと思います。弱い自分を認めることになる。勇気を持って『助けて』と言ってみたらどうでしょうか。言葉にしないとわからないこともあるんじゃないでしょうか。夫婦だからこそ、分かり合うために心の声を言葉にすることも大事なことなんだと思います」と告げる。

 入間の言葉を聞いた恵子は傍聴席の夫に歩み寄る。規則違反ではあるが、川添(中村梅雀)の計らいで恵子は夫と少し話をすることに。恵子は「大丈夫じゃない。私はあなたがいないと全然大丈夫じゃない。なんで私の苦しみに気付いてくれないんだろう?ってあなたを呪ってた」と告白。呪いながらも娘と義母の面倒を見て、自分なんて消えてしまえばいいと思っていたことも明かし「でも、こんなんだけど、まだ一緒にいたいって思うの。助けてください。私、ひとりじゃがんばれない。助けて」と涙ながらに訴える。夫は「俺が恵子に大丈夫っていつも言わせてたんだな。ごめんな」と恵子の目を見て謝罪するのだった。

 入間の言葉と、恵子が夫に素直な気持ちを打ち明けたシーンに視聴者からは「当たり前のことなのに涙が出た」「めちゃめちゃ響きました」「涙とまらなかった」などの感動の声や、「助けてっていうハードルと大切さが身に染みる」「取り返しのつかなくなる前にできるといいよね」「心の声を言葉にすることも大事」「夫は一番近いからこそ助けてとなかなか言えない」などさまざまな意見が寄せられた。

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