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デ・ニーロ、主演俳優を巡り激論! その時映画スターに事件が 『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』本編映像

映画

映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』場面写真
映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』場面写真(C)2020 The Comeback Trail, LLC All rights Reserved

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 映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』より、ロバート・デ・ニーロ演じるB級プロデューサーとかつての弟子が大激論を繰り広げ、その向こうでとんでもない事件が起こる本編映像が解禁された。

【動画】主演俳優を巡って大激論! その向こうでは映画スターに危機 『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』本編映像

 本作は、1970年代ハリウッドを舞台に、ロバート・デ・ニーロふんするダメプロデューサーのマックスが、“絶対に完成させない”映画製作のアイデアを思いついたことから始まるドタバタ劇。自殺願望を持ちながらも意外な大活躍を見せる元西部劇スターのデュークをトミー・リー・ジョーンズ、極悪なギャングのボスで映画マニアのレジーをモーガン・フリーマンが演じる。

 プロデュース最新作が記録的な失敗をしたB級映画プロデューサーのマックス(デ・ニーロ)は、出資者である映画マニアでギャングのレジー(フリーマン)に借金返済を迫られていた。そのうわさは業界内で瞬く間に広がり、マックスはかつての弟子で、今や売れっ子プロデューサーとなったジェイムズ(エミール・ハーシュ)から、借金を肩代わりするのと引き換えにマックスが長年子どものように大事にしてきたとある脚本を渡すよう取引を持ちかけられる。マックスは悩んだ末、泣く泣くその脚本をジェイムズに渡すことにするが、大スターのフランク・ピアース(パトリック・マルドゥーン)を主演に起用するというジェイムズの考えにどうしても納得できずにいた。

 解禁された本編映像は、ジェイムズの誘いでマックスとそのおいでビジネスパートナーであるウォルター(ザック・ブラフ)が、フランクの別の主演作の撮影現場を訪れた場面。マックスとジェイムズはここでもキャスティングを巡り激論を続ける。

 脚本を「世界に宛てた俺の手紙だ」と訴えるマックス。「主人公は現状に不満を抱き、よりよい世界を望む男だ」「平行宇宙で苦しみながらも、自分の心の悪魔と対峙(たいじ)してく」と力説し、そのように深淵な映画の世界観にフランクは配役ミスであると、頑として譲ろうとしない。

 そのすぐ向こうでは、フランクの大ファンであるウォルターがサインをせがんでいる。高所で危険なアクションシーンの撮影を前に命綱を着ける準備が進められていたが、フランクは「ヘマするわけない」と自信たっぷり。

 一方、マックスは「俺も年なんだ。俺の頼みを聞いてくれ」と泣き落としに入るが、その願いは聞き入れられず、議論は決裂してしまう。その時、スタッフの手を払ったフランクはバランスを崩してしまい…。

 ジョージ・ギャロ監督は、「『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』は2つの映画だ。これはマックスによる保険詐欺の物語だが、彼らが作ることになる映画の話でもある」と映画の構造を語る。映画製作にまつわる映画だけに、さまざまな形で映画業界の裏側が登場するのも本作の魅力のひとつだが、マックスが、プロデューサーとしての力量はともかく映画への深い愛情を持っている人物であることが伝わってくるシーンとなっている。

 映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』は、6月4日より全国公開。

主演俳優を巡って大激論!その向こうでは… 映画『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』本編映像

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