真田広之、米ドラマで主要キャストの1人に 今夏撮影スタート予定
映画『ラスト サムライ』『ウルヴァリン:SAMURAI』『アベンジャーズ/エンドゲーム 』などに出演し、ハリウッドでも活躍している真田広之が、米テレビ局FXの新作ドラマ『Shogun(原題)』で、主要キャストの1人を演じることが明らかになった。
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Deadlineによると、本作は作家ジェームズ・クラベルのベストセラー小説を元に、リミテッドシリーズとして制作される。日本を舞台に、西洋と日本という異なるバックグラウンドを持つ野心的な男性2人と、ミステリアスな女性の衝突が描かれる。
真田が演じるのは、政敵と対峙(たいじ)する抜け目ない有力大名の吉井虎長役。一方、日本に漂着し異文化に触れることで、自分を再発見することになるイギリス人航海士のジョン・ブラックソーンを、映画『レディ・マクベス』やドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』で知られるコスモ・ジャーヴィスが演じる。3人の主要キャストの1人であるミステリアスな女性まり子は、現在キャスティングの最中だという。
1980年には、『将軍 SHOGUN』として米NBCで放送されており、エミー賞やゴールデン・グローブ賞で受賞するなど高評価を得た。同作では、ジョン・ブラックソーンをリチャード・チェンバレンが、吉井虎長を三船敏郎が、まり子を島田陽子が演じた。
脚本は、『ジャングル・ブック』などのジャスティン・マークスと妻のレイチェル・コンドウが手掛け、原作者の娘ミカエラ・クラベルとともにエグゼクティブプロデューサーも務める。今年夏の撮影開始を目指しており、当初は日本での撮影を予定していたが、新型コロナウイルスの影響とオリンピックの関係で、実現は難しいとみられている。
ハリウッドで活躍中の真田は、最近ではザック・スナイダー監督のNetflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』や『モータルコンバット』、ジョニー・デップ主演の『MINAMATAーミナマター』(2021年9月23日日本公開)に出演している。