『ギヴン』新作アニメ化&実写化決定 主演・鈴木仁らドラマ版キャスト発表
キヅナツキによるBL漫画『ギヴン』の実写ドラマ化と新作アニメ制作が発表された。ドラマ版は鈴木仁が主演を務め、FODにて7月16日24時より配信がスタート。新作アニメ『ギヴン うらがわの存在』は、12月1日に発売される原作漫画単行本『ギヴン⑦ アニメDVDつき限定版』の特典DVDに収録される。
【写真】ドラマ『ギヴン』に出演する鈴木仁&さなり&井之脇海&柳俊太郎
『ギヴン』は、4人のロックバンドのメンバーたちを中心に、彼らの恋愛や成長していく姿を繊細に描くBL漫画。新書館「シェリプラス」にて2013年ハル号から連載が始まり、2016年にはドラマCDが発売、2019年7~9月にフジテレビのノイタミナ枠で初のBLコミック原作のアニメ化として放送された。2020年8月にはアニメ映画も公開されている。
今回制作される実写ドラマ版は全6話で、高校生ながら卓越したギターの腕前を持つ主人公・上ノ山立夏役を鈴木が演じる。また、天才的な歌唱力の持ち主で、立夏らバンドメンバーと関わり才能を開花していく佐藤真冬役にさなり。バンドのドラム担当で、こわもてだがモテ男の梶秋彦役に井之脇海。バンドの最年長者でベース担当兼リーダーを務める中山春樹役に柳俊太郎。それぞれ限られた時間の中で練習を重ね、リアルに演奏しているライブシーンも見どころのひとつとなる。脚本・監督は三木康一郎。
主演の鈴木は「自分が主演という自覚ももちろん持ちながら、でもこのドラマはthe seasonsというバンドがメインという気持ちで臨みました。言葉に表せない、自分でも理解できない気持ちが音楽によって表れてしまうという部分は見所です。大人の意見はなく、大人になりきれてない大人と子供の狭間に生きる4人が自力で答えを見つけ出そうとするこのストーリーをお楽しみください!」とコメントしている。
一方、新作アニメ『ギヴン うらがわの存在』は、『映画 ギヴン』では描かれなかった真冬と立夏の“うらがわ”の物語を描く。フェス出場権をかけたライブに向け、新曲作りに行き詰まる真冬と、その様子を見守っていた立夏が衝突する。
情報解禁に合わせて公開されたキービジュアルは、学校の踊り場で音楽を奏でる2人を穏やかな光が包み込む、2人の関係性を象徴するビジュアルとなっている。
ドラマ『ギヴン』は、FODにて7月16日24時より配信スタート。アニメ『ギヴン うらがわの存在』は、12月1日発売の原作漫画単行本『ギヴン⑦ アニメDVDつき限定版』の特典DVDに収録。