深田恭子主演『劇場版 ルパンの娘』、ドラマに続き市村正親&太田莉菜の出演決定
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女優の深田恭子が主演する『劇場版 ルパンの娘』に、俳優の市村正親とモデル・女優の太田莉菜が、テレビドラマ版に続き出演することが発表された。市村は世界を股にかける大泥棒、太田は殺し屋の役を演じる。
【写真】太田莉菜、華麗にアクション! 『劇場版 ルパンの娘』場面写真
代々泥棒一家である “Lの一族”の娘・三雲華(深田)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の禁断の恋を描いた『ルパンの娘』。横関大の同名小説を原作に、2019年7月よりフジテレビ系にてドラマ1作目の放送がスタート。翌2020年のドラマ2作目では、泥棒一家と警察一家に加え、新たに代々名探偵一家である北条家の娘・北条美雲(橋本環奈)が登場、前作にも増して振り切った演出や大胆なパロディーに進化を遂げた。劇場版の本作は、その続編にして最終章となる。
市村が演じるのは、世界を股にかける泥棒・円城寺輝(大貫勇輔)の父で大泥棒の円城寺豪。ドラマシーズン2のスペシャルエピソード『ルパンの娘~愛の物語~』に同役でゲスト出演した際には、いいなずけであった輝と華を結婚させようと、海外から急きょ帰国し息子を後押しする、厳格ながらも温かい父を好演。ドラマでは息子の輝を「いつまでもくだらん歌を歌ってるんじゃない」と厳しく叱責していたが、最後には輝とともに盛大なミュージカルシーンを熱演した。ラストには「華ちゃんに何もかも話そう、私の知っているLの一族の秘密を…」と華の父・尊(渡部篤郎)に告げる豪の姿が映し出されたが、劇場版では「Lの一族の秘密」を知る重要人物として、どのように物語に関わってくるのかが見どころだ。
市村は「元々舞台人なので、声の出し方などで世界を股に掛ける大泥棒の不思議な雰囲気を出せればと思いながら、円城寺豪を演じさせていただきました。ドラマでは最後の最後まで歌ったり踊ったりするそぶりも見せませんでしたが、今回は登場シーンから楽しみにしていただきたいです。私、市村正親も“ミュージカル俳優“として参加しておりますので、ぜひ劇場でお楽しみください!」とコメントしている。
同じくドラマシーズン2からの続投となる太田は、第7・8話に、Lの一族を追うナイフ遣いの殺し屋・ナターシャ役として登場。最終話ではもう1人のLの一族と思われる“三雲玲”の名前を言い残して姿を消すなど、謎の多い存在だ。寡黙でミステリアスなキャラクター設定のため、ドラマでのせりふはたった一言だったが、強烈な印象を残した。
ドラマで見せたアクションシーンでのナイフさばきは劇場版でも健在で、太田は「見せ場のシーンとなるので集中して臨み、とても良いアクションシーンが撮れました」と自信を見せている。
映画『劇場版 ルパンの娘』は10月15日より全国公開。
<コメント全文>
■市村正親(円城寺豪役)
武内監督とは『テルマエ・ロマエ』等でもご一緒させていただいておりますが、どれも普通の作品とは違った独特の世界観のお話で、自分の芝居もそこまで高めなければならないところに難しさとやりがいを感じています。今回も監督が好きそうなポイントがたくさん詰まっていて僕自身完成が楽しみです。元々舞台人なので、声の出し方などで世界を股に掛ける大泥棒の不思議な雰囲気を出せればと思いながら、円城寺豪を演じさせていただきました。ドラマでは最後の最後まで歌ったり踊ったりするそぶりも見せませんでしたが、今回は登場シーンから楽しみにしていただきたいです。私、市村正親も“ミュージカル俳優”として参加しておりますので、ぜひ劇場でお楽しみください!
■太田莉菜(ナターシャ役)
シリーズ2の後半からの参加で期間は長くはなかったですが、すごく濃い現場で1シーン1シーンとても記憶に残る撮影でした。
今回の映画では、ドラマのラストで謎として残された“三雲玲” とナターシャが作品の中でどう関わってくるのか、ぜひ注目していた
だきたいです。アクションシーンは久しぶりだったので不安もありましたが見せ場のシーンとなるので集中して臨み、とても良いアクションシーンが撮れました。この作品は皆さんを日常から非日常へと誘ってくれる、とても楽しい作品だと思いますし、魅力的なキャラクターがたくさん登場しますので、隅から隅まで楽しんでいただければと思います!