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毒母の狂気が暴走『RUN/ラン』、サラ・ポールソンの激老け込み衝撃カット&本編映像解禁

映画

映画『RUN/ラン』サラ・ポールソンの激老け込み衝撃カット
映画『RUN/ラン』サラ・ポールソンの激老け込み衝撃カット(C) 2020 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

関連 :

サラ・ポールソン

アニーシュ・チャガンティ

キーラ・アレン

 女優のサラ・ポールソンが狂気の母親役を演じる映画『RUN/ラン』より、本編冒頭映像と、サラ演じる母親が激しく老け込んだ姿をアップで捉えた場面写真が解禁された。

【動画】映画『RUN/ラン』冒頭142秒間の本編映像

 本作は、物語がすべてPCの画面上で展開していくという画期的な映像表現で一躍注目を集めた『search/サーチ』のアニーシュ・チャガンティ監督が、同じ製作チームと組んで新たに描くサイコスリラー。生まれつき病気で車椅子生活を余儀なくされている17歳の娘と、その娘に歪んだ愛情を注ぐモンスター毒母の濃密な心理戦を描く。

 主人公である車椅子の娘クロエ役には、オーディションで抜てきされた新人女優キーラ・アレン。対して、人生のすべてを娘に捧げた“完璧な母親”から、歪んだ母性愛が狂気へと変貌していく母ダイアン役は、人気ドラマシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』で、現代のサイコホラーの象徴的存在となった女優サラ・ポールソンが怪演する。

 ある郊外の一軒家で暮らすクロエ(キーラ)は、生まれつき慢性の病気を患い、車椅子生活を余儀なくされている。しかし常に前向きで好奇心旺盛な彼女は、地元の大学への進学を望み、自立しようとしていた。そんなある日、クロエは自分の体調や食事を管理し、進学の夢も後押ししてくれている母親ダイアン(サラ)に不信感を抱き始める。

 ダイアンが新しい薬と称して差し出す緑色のカプセル。クロエの懸命な調査により、それは決して人間が服用してはならない薬だったことが判明する。なぜ最愛の娘に嘘をつき、危険な薬を飲ませるのか。そこには恐ろしい真実が隠されていた。ついにクロエは母親の隔離から逃げようとするが、その行く手には想像を絶する試練と新たな衝撃の真実が待ち受けていた…。

 今回解禁されたのは、142秒間の本編冒頭映像。集中治療室で、たくさんの医師が懸命に蘇生処置を施している緊張感に包まれた様子からスタート。その対象が生まれたばかりの赤ちゃんだと判明した瞬間、カメラは母親ダイアン(サラ)の病室へ。ベッドに横になりながら手を胸の前に組み「どうかあの子を助けて」と必死に祈るダイアン。やがて彼女は車椅子に乗せられ、我が子のいる治療室へと向かう。

 術後の我が子とガラス越しに対面し、その様子に安堵の笑みを浮かべながら涙を流すダイアンは、「生きられるのね?」と医師たちに尋ねる。しかし、彼らからの返答はなく、ダイアンは表情を曇らせていく。そして画面は暗転し、“不整脈”、“血色素症”、“ぜんそく”、“糖尿病”、“麻痺”といった5つの症状とその説明が次々と映し出されて終了。これらはダイアンの娘クロエ(キーラ)が抱える病気で、この後の本編では、17歳になった彼女が車椅子で生活をし、母ダイアンが娘を献身的に支える様子が描かれていく。

 映像と併せて公開された場面写真は、やつれて激しく老け込んでしまったダイアンをアップで捉えたもの。果たして彼女に何があったのか。母娘の運命の行方をスクリーンで見届けたい。

 映画『RUN/ラン』は6月18日より全国公開。

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