Production I.G新作アニメ『海賊王女』10月放送開始 中澤一登、梶浦由記ら参加
原作・監督で中澤一登、音楽で梶浦由記が参加するProduction I.Gの完全新作オリジナルアニメ『海賊王女』が、10月よりテレビ放送されることが決定。併せて第1弾キービジュアルやPV、主要キャラクタービジュアルと演じるキャスト陣が解禁された。
【動画】Production I.G×中澤一登×梶浦由記 『海賊王女』第1弾PV
本作は、Production I.Gが描き出す“18世紀×王女×侍×海賊”の新たな冒険譚。映画『キル・ビル』アニメーションパート監督を務め、クライムサスペンスアニメシリーズ『B: The Beginning』(Netflix)で話題をさらった中澤が原作と監督を、窪山阿佐子が脚本を担当。そして音楽は、数多くの作品の楽曲を手掛け、2020年には日本レコード大賞を受賞した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」の主題歌「炎」を生み出した梶浦が手掛ける。
キャストには、フェナ役を瀬戸麻沙美、雪丸役を鈴木崚汰が演じ、紫檀役で櫻井孝宏、花梨役で悠木碧、槐役で佐藤元、楓役で逢坂良太、椿役で大須賀純、真樺役で田中進太郎、サルマン役で村治学、オットー役で平田広明が出演する。
18世紀、大西洋。父と船旅へ出ていたフェナ・ハウトマンは海賊に襲われ、たった1人小型ボートで漂流し命をつなぎ留める。フェナが漂着したのは、国家が黙認する娼婦・男娼の島<シャングリラ>だった。10年後、美しく成長したフェナは、初めての“仕事”を目前に控えていたが、それを受け入れることができず、幾度となく想像してきた島からの脱出を決心する。
迫りくる追っ手に絶体絶命のフェナは、真っ赤な鎧に鹿の角の兜をまとった青年・雪丸に救われる。雪丸は、フェナを「見つけ出す」と約束した少年だった。そして2人の再会は、フェナ自身に眠っていた言葉<エデン>を呼び起こす。「<エデン>に向かえ!」。フェナはその真意を知るべく、雪丸たちと共に<エデン>の謎を解く船旅へ出る。
解禁された第1弾キービジュアルは、ヒロインのフェナ・ハウトマンが海辺を背に佇む様子が描かれたもの。第1弾PVには、梶浦による音楽をバックに、フェナの脱出シーンや雪丸らのアクションシーン、さらに主要キャラクターたちが登場。「王女は、まだ知らない。数奇なる運命を―。」というテロップとともに「私が、父の旅を受け継ぎます」と表明するフェナの声で締めくくられる。王女の数奇な物語のみならず、激しいアクションシーンや音楽など、本作に期待が高まるトレーラーとなっている。
テレビアニメ『海賊王女』は10月放送開始。