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アジア人差別動画流出で非難集中のビリー・アイリッシュ、謝罪コメント発表

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ビリー・アイリッシュ
ビリー・アイリッシュ (C)AFLO

 グラミー賞受賞を誇る米歌手ビリー・アイリッシュが、アジア人差別の言葉を口にした過去の動画が拡散され、非難が集中したことを受けて、この度自身のインスタグラムのストーリーに声明を発表し、謝罪した。

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 事の発端は、ビリーがアジア人を差別する用語が使われる楽曲「Fish」をリップシンクしたり、アジア系のアクセントを真似して話す様子をまとめて編集された動画がTikTokで公開され、一気に拡散されたこと。人種差別やボディシェイミングなどに抗議してきたビリーだけに、ファンの失望も大きく、非難が集中していた。

 これを受け、ニューヨークタイムズによると、現地時間6月21日にビリーがインスタグラムのストーリーに謝罪声明を公開した。

 声明では、アジア人差別用語を使ったことについて、13歳か14歳の頃に口にしたもので、当時それがアジア系のコミュニティを差別するような言葉だとは知らなかったと説明。家族で使う人がいなかったから、この歌で初めて耳にした言葉だったとし、「こんな言葉を口にしていたことに、ゾッとするし恥ずかしく思う。吐き気がする」と述べ、「無知で幼かったけれど、人を傷つけたことの言い訳にはなりません。申し訳ありません」と謝罪した。

 また、アジア系のアクセントをマネしたことについては、子どもの頃に、家族や友人、ペットに対してふざけてしていたことで何の意味もなく、特定の人物や言語、アクセント、文化を馬鹿にしたものではないと説明した。

 その上で、「自分のプラットフォームを通して、これまでずっと、差別のない社会、寛容さ、公正さ、公平さを求め、理解を深めようと一生懸命取り組んできました」と自身の活動について言及。「皆の声を聞き、皆を愛しています。時間を割いてくれてありがとう」と締めくくっている。

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