『アニー』、一年越しの夢のステージ8月に実現! 4月の東京公演は初日で涙の中止に
4月に初日の2公演のみ上演され、以降の公演が新型コロナウイルス感染拡大を受けた政府による緊急事態宣言を受け中止となっていた、丸美屋食品ミュージカル『アニー』が、8月14日より東京・渋谷の東急シアターオーブにて上演されることが決定した。夏に東京公演が行われるのは初となる。
【写真】『アニー』公開ゲネプロの様子
同作は、1924年からアメリカで連載がスタートした新聞漫画をもとに、1977年にブロードウェイのアルヴィン劇場(現ニール・サイモン劇場)で誕生したミュージカル。現在も世界各国で上演され続けており、日本公演は、今回で36年目を迎える。
2020年には、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言を受けて全公演が中止となり、さらに今年は初日2公演のみで中止となっていた。今回の公演は、シーンを厳選し内容を凝縮した、クオリティと感染症対策を両立させた90分(休憩なし)の特別バージョンで上演される。
キャストには、アニー役の荒井美虹と徳島しずくをはじめ、オーディションで選ばれた魅力あふれる12名の孤児役がダブルキャストで2公演ずつ出演。子供たちはもともと2020年公演のために2019年秋のオーディションで選ばれ稽古を行ってきたメンバーで、休校や外出自粛など閉塞感のある1年も夢を諦めず、今年再会し、春の公演に向けて稽古を続けてきた。
さらに大人キャストとして、2017年公演より4年連続出演となるウォーバックス役の藤本隆宏、山田和也演出で3年ぶりの出演となるハニガン役のマルシアのほか、グレース役で笠松はる、ルースター役で栗山航、リリー役で河西智美が出演する。
丸美屋食品ミュージカル『アニー』は、8月14、15日に東京・東急シアターオーブにて上演。そのほか夏のツアー公演として松本公演、大阪公演、名古屋公演を実施。