『おかえりモネ』「こういう人生よ…」“サヤカ”夏木マリの心情にネット涙
女優の清原果耶がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第7週「サヤカさんの木」(第35回)が2日に放送。樹齢300年のヒバの前で心情を吐露するサヤカ(夏木マリ)の姿に、ネット上には「サヤカさんにもらい泣き」といった反響が寄せられた。
【写真】百音(清原果耶)の話を聞いているサヤカ(夏木マリ)
樹齢300年のヒバの伐採計画がいよいよ本格的に動き出す。そんな中、百音(清原)は東京の気象情報会社への興味と、サヤカの下で森林組合職員として働き続けることと、どちらを選ぶべきかで思い悩んでいた。
ある日、百音は菅波(坂口健太郎)に、自分の心中にある迷いを打ち明ける。百音は、森林組合職員としての仕事のやりがいや同僚たちへの思い、そしてサヤカへの憧れを口にする。しかしその一方で、気象予報士という仕事や朝岡(西島秀俊)らが働く東京の気象情報会社への興味が日増しに募っていることを語る。そんな百音の複雑な胸中にサヤカも気付いてしまう。
登米に冬が訪れると、ヒバの伐採が翌年の3月10日に決定。時を同じくして百音は気象予報士試験の勉強のために週1で仙台へ通う生活を始める。サヤカは伐採が迫った樹齢300年のヒバの前に立つと、優しく手で触れて、自らの額を木肌に当てる。そしてゆっくりと息を吐きながらヒバを見上げると、言い聞かせるように「いいじゃないの…まだ一人でも…こういう人生よ…」と目をうるませる。
見守り続けたヒバの伐採と、百音が巣立っていくことを覚悟したサヤカの姿に、ネット上には「サヤカさんがヒバもモネも失ってしまうようで寂しい」「サヤカさん、ヒバとモネの両方手放すことを決断したんやね…つらいね…」などの共感が集まり、さらに「サヤカさんにもらい泣き」「サヤカさんを思うと泣けて泣けて仕方ない」「サヤカさんも寂しいんよね…(涙)」といった声も相次いでいた。