映画版『ダウントン・アビー』第2弾、公開が後ろ倒しに 2022年3月公開へ
20世紀初頭のイギリスを舞台に、貴族と使用人の暮らしを描き、大ヒットしたドラマ『ダウントン・アビー』。ファン待望の映画版第2弾の公開が、今年クリスマスから、来年3月に先延ばしになった。
【写真】映画版『ダウントン・アビー』キャラクターポスター集(10枚)
ドラマ『ダウントン・アビー』は、20世紀初頭、イングランドの郊外にたたずむ大邸宅“ダウントン・アビー”を舞台に、貴族グランサム伯爵一家と、そこで働く使用人たちの暮らしを、当時の世界情勢を交えて描いた人気ドラマシリーズ。2010年からイギリスで放送され、世界200以上の国と地域で放送された。
2015年にシーズン6をもってファイナルを迎えた後も人気は衰えず、2019年にはファン待望の映画版『ダウントン・アビー』が公開され、アメリカで初登場No.1を記録するなど大ヒットした。
Varietyによると、今回、北米での公開が2022年3月18日に延期されたという。当初の予定だった2021年クリスマスは、『マトリックス』の第4弾や、大ヒットしたミュージカルアニメ『SING/シング』の第2弾、『キングズマン』シリーズのスピンオフ映画『キングスマン: ファースト・エージェント』の公開と重なるため、時期を遅らせたと見られる。
第2弾には、ヒュー・ボネヴィル、マギー・スミス、エリザベス・マクガヴァン、ミシェル・ドッカリーら貴族のメンバー、ジム・カーターやジョアン・フロガット、ブレンダン・コイルなど使用人メンバーら、懐かしいキャストが再集結。さらに新キャストとして、ドラマ『ハンニバル』のヒュー・ダンシー、『アフェア 情事の行方』のドミニク・ウェスト、映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』のローラ・ハドック、『たかが世界の終わり』のフランス人女優ナタリー・バイが加わることが明らかになっている。
オリジナルドラマのクリエイター、ジュリアン・フェロウズがこれまでに引き続き脚本を手掛け、第1弾のプロデューサー、カーニヴァル・フィルムズのギャレス・ニーム、リズ・トラブリッチと共に製作を務める。監督は、映画『黄金のアデーレ』や『グッバイ・クリストファー・ロビン』を手掛けたサイモン・カーティスが担当する。