映画版『ダウントン・アビー』第2弾、公開が再び延期へ
映画版『ダウントン・アビー』の第2弾、『Downton Abbey:A New Era(原題)』のイギリスおよびアメリカでの公開が、延期されることが発表された。
【写真】映画版『ダウントン・アビー』キャラクターポスター集(10枚)
『ダウントン・アビー』は、20世紀初頭のイングランドを舞台に、郊外にたたずむ大邸宅“ダウントン・アビー”に暮らす貴族グランサム伯爵一家と、そこで働く使用人たちの悲喜こもごもを、当時の世界情勢を交えて描いた人気ドラマシリーズ。2010年からイギリスで放送され、世界200以上の国と地域で放送された。
2015年にシーズン6をもってファイナルを迎えた後も人気は衰えず、2019年にはファン待望の映画版『ダウントン・アビー』が公開され、アメリカで初登場No.1を記録するなど大ヒットした。
The Hollywood Reporterによると、イギリス国内での公開日を3月18日から4月29日に、アメリカでの公開を5月20日に延期すると、フォーカス・フィーチャーズとユニバーサル・ピクチャーズ、カーニヴァル・フィルムズが共同で発表したという。本作は本来、2021年クリスマスの公開を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。
映画版第2弾となる『Downton Abbey:A New Era』は、グランサム伯爵一家と使用人たちが、南仏コートダジュールにバカンスに出かける様子が描かれる。脚本を手掛けるのは、ドラマのクリエイター、ジュリアン・フェロウズ。『グッバイ・クリストファー・ロビン』や『黄金のアデーレ 名画の帰還』のサイモン・カーティスがメガホンを取る。
ヒュー・ボネヴィル、ミシェル・ドッカリー、ローラ・カーマイケル、ジム・カーター、ブレンダン・コイル、ジョアンヌ・フロガットらドラマのオリジナルキャストが再集結し、映画版第1弾に出演したタペンス・ミドルトンやイメルダ・スタウントンが再び出演するほか、新たに、ドミニク・ウェスト、ヒュー・ダンシー、ローラ・ハドックらが出演する。