『ダウントン・アビー』映画版、続編企画が浮上か

2010年~2015年の6シーズンにわたって放送され、人気を博した海外ドラマ『ダウントン・アビー』。9月に英米公開された映画版『ダウントン・アビー』のヒットを受けて、既に続編の動きがあるという。
【写真】映画版『ダウントン・アビー』キャラクターポスター集(10枚)
日本では来年1月10日から公開予定の映画版『ダウントン・アビー』。20世紀初めのイギリスを舞台に、大豪邸ダウントン・アビーに暮らす貴族クローリー家と使用人たちの日常を描く本作。映画版は英国国王夫妻のダウントン・アビー訪問で、長女のメアリーとかつての執事カーソンが晩餐会などの準備を進める中、一家や使用人たちに起きる騒動を描く。
映画版はオープニング週末に北米では興収3100万ドル(約33億6700万円)
、本国イギリスでも1位に。イギリスでは『ジョーカー』が公開されるまで、3週連続トップの座に君臨した。日本時間11月27日時点での世界興収は1億8400万ドル(約200億円)を超える。
製作のギャレス・ニームはThe Hollywood Reporterとのインタビューで、「続編について会話している。ストーリーをどうするか、いつから撮影できるか、といったことを調整しているよ。だが1作目と同じでキャストを再集結させないといけない。前回はかなり苦労したからね」と、続編に向けた動きがあることを認めたという。
英米公開前から続編についてはなんとなく考えていたそうだが、オープニング週末の手応えで続編を真剣に考慮すべきだと確信したとのこと。しかし実現するかはやはり、メアリーを演じる女優のミシェル・ドッカリーを始めとするオリジナルキャストが続投し、撮影スケジュールを組めることにかかっているという。