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SixTONES・京本大我主演『ニュージーズ』、昨年の中止乗り越え10月日本初上演

エンタメ

 ブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』が、SixTONES・京本大我の主演で10月に日生劇場にて日本初上演されることが決まった。当初は2020年5月上演予定だったが、コロナ禍の影響で全公演中止となっていた。

【写真】『映画 少年たち』初日舞台挨拶に登場した京本大我(左)

 本作は、1899年のニューヨークを舞台に新聞販売の少年たち“ニュージーズ”の奮闘を描く、美しいメロディーと躍動感あふれるダンス・ナンバーが盛りだくさんのミュージカル。ボブ・ツディカーとノニ・ホワイトが脚本を手掛けた同名映画を原作に、ブロードウェイではディズニー・シアトリカル・プロダクションズ製作により初演され、2012年にトニー賞2部門受賞を果たしたほか、ドラマ・デスク・アワードでも2部門受賞。ブロードウェイで2年間、通算1004回のロングラン公演を達成する大ヒットとなった。

 音楽は『美女と野獣』『アラジン』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』など数々のヒット作を生み出し、アカデミー賞8度の受賞を誇るアラン・メンケンが手がけ、作詞をジャック・フェルドマン、脚本は『ラ・カージュ・オ・フォール』『トーチソング・トリロジー』で知られ、トニー賞を4度受賞しているハーヴェイ・ファイアスタインが担当。演出には、『エリザベート』『モーツァルト!』『レディ・ベス』『1789 ‐バスティーユの恋人たち‐』『ロミオ&ジュリエット』など多くの大ヒット作を生み続ける日本ミュージカル界の巨匠・小池修一郎(宝塚歌劇団)を迎え、このたび日本版として生まれ変わる。

 “ニュージーズ”のリーダー的存在であるジャック役を、ミュージカル『エリザベート』のルドルフ役ほか演劇界での活躍も目覚ましい京本が演じる。

 京本は「昨年、コロナ禍の影響により中止となってしまった『ニュージーズ』ともう一度向き合えること、遂に皆様の元へお届け出来ることを心から幸せに思います。この一年、ただただ悔しく複雑な想いを抱えていましたが、この作品と奇跡の再会を果たせたことに感謝をし、今はただそれだけを噛み締めたいと思います」とコメント。

 演出の小池は「昨年3月、1幕をザッと通した段階で稽古は止まり、数日後に公演中止が決定しました。感染防止の為、全員揃うこと無く解散となりました。集まったら、悔し涙の洪水以外無かったでしょう。その涙をエネルギーに変え再会を期した出演者たちは、1年半スキルを研いて来ました。彼らの熱い『Never Give Up!』のガッツが炸裂する舞台を、観客の皆さまと共有出来る日を心から楽しみにしています」と話している。

 ミュージカル『ニュージーズ』は、東京・日生劇場にて10月9~30日、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて11月11~17日上演。

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