『ザ・クラウン』イメルダ・スタウントン演じるエリザベス女王を初公開
イギリスの現君主エリザベス2世の半生を描き、エミー賞やゴールデン・グローブ賞を受賞するなど高評価を得ているNetflixドラマ『ザ・クラウン』より、シーズン5から新たにエリザベス女王を演じるイメルダ・スタウントンのファーストルックが公開された。
【写真】イメルダ・スタウントン演じるエリザベス女王のファーストルック 歴代女王役も
2016年より配信スタートした本作は、エリザベス女王の治世を、フィリップ殿下と結婚した1947年から、初期、中期、そして現在までのタイムフレームで描く。これまで2シーズン毎にキャストを一新し、シーズン1~2では映画『蜘蛛の巣を払う女』のクレア・フォイが、シーズン3~4の中期は映画『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンがエリザベス女王を演じ、来るシーズン5とファイナルとなるシーズン6では、『ハリー・ポッター』シリーズや映画版『ダウントン・アビー』で知られるイメルダ・スタウントンが演じる。
Varietyによると、シーズン5では1990年代前半が描かれ、女王の「最悪の年」とされる1992年も登場すると見られている。この年、女王の4人の子どものうち3人が離婚・別居を発表し、チャールズ皇太子とダイアナ妃の離婚や、皇太子とカミラ夫人の不倫、アンドリュー王子の妻サラ・ファーガソンが男性の友人と一緒にトップレスをパパラッチされるなど、スキャンダルの数々が噴出。また同年11月にはウィンザー城で火災が発生し、巨額の修繕費が計上された。
シーズン5はすでに撮影が始まっており、イメルダの他、夫のフィリップ殿下を『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョナサン・プライスが演じ、妹マーガレット王女を『ファントム・スレッド』のレスリー・マンヴィル、ダイアナ妃を『TENET テネット』のエリザベス・デビッキ、『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』のジョニー・リー・ミラーが元首相のジョン・メジャーにふんすることが明らかになっている。