門脇麦、森山直太朗に1ヵ月以上心を開かず! 「本当は仲良くなりたかった」
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女優の門脇麦が4日、ドラマ『うきわ ―友達以上、不倫未満―』オンライン記者会見に、共演の森山直太朗と共に出席。森山のフレンドリーな人間性を即時に見抜いたものの、役柄の関係性上、1ヵ月以上も心を開かなかったことを明かした。会見には演出を務めた風間太樹監督も参加した。
【写真】門脇麦、撮り下ろしインタビューカット
野村宗弘の人気漫画『うきわ』を実写ドラマ化した本作は、自称“可もなく不可もない”主婦の中山麻衣子(門脇)と社宅の隣に住む夫の上司・二葉一(森山)の、ベランダ越しの危うい関係を描く。
劇中の麻衣子と二葉は「初めまして」から始まり、お互いに距離を縮めていく関係性。本作が初共演となる門脇と森山にとって「初めまして」の距離感が作品に生かせると感じたという。そんななか、クランクイン前の合同取材会で初めて森山と対面した門脇は、森山の明るく人懐っこい人柄を瞬時に察知し「このままふざけた感じになってしまうとヤバい」と感じたという。
森山も「本来僕は無理やりにでも距離を縮めるタイプの人間なのですが、今回はやめました」と、門脇と同じ思いだったようだ。そのため門脇も「すごく仲良くなりたかったのですが、麻衣子と二葉さんの距離が縮まるラスト1~2週間まで、1か月以上心を開きませんでした」と撮影エピソードを明かす。
そんな2人に立ちはだかったのが、門脇演じる麻衣子の夫役の大東駿介だという。門脇は「普段映画をやっているスタッフさんが多く、すごくのんびりとゆったりした明るい雰囲気の現場でした。そのなかでも、大東さんがとにかくおふざけが好きな方で、私が直太朗さんと距離を取ろうと思っていても『しりとりやろうよ』とか言ってくるんです」と苦笑い。森山も「大東くんがすごく気を使ってくれるのですが、どうも空回りしていて……」と門脇に同調していた。
互いに距離を取っていたものの、最後はとても仲良くなったという門脇と森山。門脇は「直太朗さんの行動って、間や体の動きなど、ありとあらゆるところがチャーミングでツボなんです。どうしても笑ってしまう」と独特の表現で称賛すると、森山も「麻衣子さんが麦ちゃんで良かった。風間組のキャプテンとして、ものすごく信頼感があり、僕のことを見て笑ってくれるだけでも救われる瞬間がたくさんありました」と感謝を伝えた。
また、作品タイトルにちなみ「男女の友情は成立するか」という質問に、門脇は「します」と即答。その理由について「私は、年齢層が違う男性の友達がたくさんいます。お互い相手を尊重し、成立させる気さえあれば大丈夫」と断言する。一方の森山は「お互い自立した関係だったら、友達として位置づけるのは、そう難しくはない。できない人も多いと思うけれど、成立できるかと言えばイエスだと思います」と持論を展開していた。
ドラマ『うきわ ―友達以上、不倫未満―』は、テレビ東京系にて8月9日より毎週月曜23時6分放送。