『MIRRORLIAR FILMS』9作品が集まった新ビジュアル完成 金沢でジャパンプレミア開催
短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season1』の新ビジュアルが解禁。併せて、9月1日から5日間にわたり、金沢21世紀美術館シアター21にてジャパンプレミアが開催されることが決定した。
【写真】『MIRRORLIAR FILMS Season1』で上映される9作品ビジュアル
『MIRRORLIAR FILMS』は、2017年に伊藤主税(and pictures)、阿部進之介、山田孝之らが、「だれでも映画を撮れる時代」に、自由で新しい映画製作の実現を目指して、年齢や性別、職業、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越え、切磋琢磨しながら映画を作り上げる短編映画制作プロジェクト。
“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36名が監督した短編映画をオムニバス形式で4シーズンに分けて公開。9月17日より公開となるSeason1には、安藤政信、枝優花、武正晴、花田陵、三吉彩花、山下敦弘、そして419作品の応募の中から選ばれたクリエイター、西遼太郎、針生悠伺、藤原知之の3名が参加する。
そんな『MIRRORLIAR FILMS』より、Season1の新ポスタービジュアルが解禁。上映される9本の、それぞれの個性が際立つビジュアルが並べられた脇には、「あなたはどれが好き?」というコピーが添えられ、ジャンルの枠にとらわれない姿勢を感じさせるビジュアルに仕上がった。
併せて、9月1日から5日まで金沢21世紀美術館シアター21にて開催される「MIRRORLIAR FILMS KANAZAWA 2021」にて、Season1ジャパンプレミアが開催されることが決定。上映企画「Limited Cinema」では、全国公開に先駆けて『MIRRORLIAR FILMS Season1』のジャパンプレミア上映を行うほか、参加監督の初期作品や関連作品を特集上映。MIRRORLIAR FILMSと金沢のクリエイターによるトークセッションも予定されている。
さらに発起人3名からのコメントも到着。
伊藤は「メジャーとインディーズという謎の垣根への疑問、自己表現、地域での文化格差、制作の新しい形、職業やジャンルなんて表現には関係ない、やれば出来る! などなど。こんな事ばかり話しながら、ひたすら進んできました」と振り返り、「『MIRRORLIAR FILMS Season1』のジャパンプレミア上映と共に関連クリエイターの初期作品が、文化発信の象徴とも呼べる石川県金沢市の21世紀美術館で届けられる事、心から嬉しいです」とコメント。「公開は来年夏のSeason4まで続きます。この衝動を胸に最後まで仲間と走り抜けたく思います」と意気込みを語った。
続いて阿部は「カメラを片手に、映画作りに駆け回っている子供達の姿を時々想像します。そう遠くはない未来の光景。演技や映像表現がもっと身近に、衝動的に行われる事を、一つの目標にしてきたミラーライアーフィルムズが、その一助になる事を私は願っています。まず第一弾。ここから始まります。9本の個性を是非劇場で楽しんでください」。山田は「セレクトショップで見かけた素敵な服、レストランで食べた最高の一品、音楽フェスで出会ったアーティスト、似て非なるモノたちが集合する場所には、新たな出会いと新たな発見がある。自分の好きな作品を、感性を見つけ、追い求めてほしい。そこにあなたの答えがあるかもしれない」とそれぞれメッセージを寄せた。
短編映画制作プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season1』は9月17日より全国順次公開。ジャパンプレミア上映は9月1日から金沢21世紀美術館シアター21にて開催。