メル・ギブソンが武闘派サンタクロースに! 『クリスマス・ウォーズ』公開決定
俳優のメル・ギブソンが主演する映画『FATMAN(原題)』が、邦題を『クリスマス・ウォーズ』として10月1日より全国公開されることが決定。併せて、日本版アートワークとメイン画像が解禁された。
【写真】“武闘派サンタ”メル・ギブソン誕生 『クリスマス・ウォーズ』場面写真
本作は、武闘派のサンタクロースが暗殺者と死闘を繰り広げるアクション作品。
監督を務めたのは、クライムスリラー『スモール・タウン・クライム -回り道の正義-』が観客・批評家から高い評価を得たイアンとエショムのネルムズ兄弟。武闘派のサンタクロースが彼の命を狙う暗殺者と死闘を繰り広げるという奇想天外な企画を温め続けてきた彼らは、ある日『博士と狂人』の役作りで豊かなひげを蓄えたメル・ギブソンの姿を見て彼へのオファーを決断し、脚本を気に入ったメルも快諾した。
そして、『アントマン&ワスプ』の武器ディーラー、ソニー・バーチ役や、クエンティン・タランティーノ監督作『ジャンゴ 繋がれざる者』『ヘイトフル・エイト』で強烈な印象を残したウォルトン・ゴギンズ、マイク・リー監督作『秘密と嘘』で第69回アカデミー賞助演女優賞ノミネートを果たしたマリアンヌ・ジャン=バプティスト、『グッド・ボーイズ』などで知られる天才子役チャンス・ハーストフィールドら、個性豊かなキャストが脇を固めている。
クリス・クリングルと妻のルースは、何百年もの間、雪深いアラスカの森の奥深くに身を潜めてきた。実はクリスはサンタクロースなのだ。しかし、近年は彼の存在を信じない子どもの増加に伴って政府からの報酬が削減され、彼が営むおもちゃ工場と従業員は深刻な財政危機に陥っていた。
ある日、彼は危機を脱するため、米陸軍から依頼された兵器の製造を受託することに。一方、クリスマスの朝、欲しいものはすべて手に入れてきた裕福な12歳の少年ビリーは、クリスマスのプレゼントへの期待を胸に目を覚ます。ところが彼に贈られたのはひとかけらの石炭だった。怒りが頂点に達し、報復を誓ったビリーは、すご腕の暗殺者へサンタクロース抹殺を依頼する。果たしてクリスは愛する仕事とクリスマスを守り切ることはできるのか? サンタクロースと米陸軍、そして最凶の暗殺者による三つどもえの血で血を洗う死闘が幕を開ける―。
映画『クリスマス・ウォーズ』は10月1日より全国公開。