『映画 太陽の子』全米公開決定 Int’l版予告&ポスター&日本新ビジュアル解禁
俳優の柳楽優弥が主演を務め、有村架純、三浦春馬さんが共演する『映画 太陽の子』が、11月12日より全米公開されることが決定。併せて、インターナショナル版予告・ポスターと日本版新ビジュアルが解禁された。
【動画】『映画 太陽の子』インターナショナル版予告
本作は、“日本の原爆研究”を背景に、時代にほんろうされながらも全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた青春グラフィティー。監督・脚本は大河ドラマ『青天を衝け』などを手がける黒崎博。柳楽、有村、三浦さんのほか、田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也、そしてピーター・ストーメアが共演している。
音楽にはアカデミー賞5部門ノミネートの「愛を読むひと」のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー/ スター誕生』のマット・ヴォウレスと、ハリウッドスタッフが続々と参加。さらに主題歌を福山雅治が担当し、バラード「彼方で」で物語を深く彩る。
日本とハリウッドのキャスト&スタッフが集結した日米合作映画として話題になっている本作。11月12日の全米公開日では、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコなどでの上映を予定している。併せてインターナショナル版予告とビジュアルも解禁。
予告では、科学者になる夢を叶えた石村修(柳楽)、修を応援する弟・博之(三浦さん)、幼なじみの朝倉世津(有村)が登場。「科学は僕を連れて行ってくれる」と、科学の可能性に思いを馳せる修は“原爆研究”の密命を受けていた。万歳三唱する国民。「世界を変えられる」と決意じみた表情を見せる修。科学の行く末にあるものが希望なのか絶望なのかを問いかける映像になっている。
プロデューサーの森コウは「製作当初から多くのアメリカの方に見ていただきたいという気持ちがあり、今は公開が本当に待ち遠しいです」として、「アメリカ人の原子爆弾の捉え方は日本とは全然違うものですが、意識としては同じくとても高いもので、間違いなく興味を引くものだと思っています。しかし、最も重要なのはその興味の部分ではなく、実際に作品をご覧いただいて、ストーリーや俳優のみなさんの演技がアメリカでどう評価されるのか。そこに期待しています」とコメントした。
日本版新ビジュアルに描かれているのは、“原爆研究”の密命に葛藤を秘めながら決意を感じさせる表情を見せる石村修、どことなくほほ笑んでいるようにも見える切なげな朝倉世津、空を仰ぎ遠くを見つめる石村博之。各キャラクターそれぞれの思いと時代のうねりが交錯した、胸に迫るビジュアルとなっている。
このビジュアルを使ったA5サイズのポストカードが、8月21日より全国の公開劇場にて、本作を鑑賞する観客へ数量限定で配布されることが決まっている。
『映画 太陽の子』は全国公開中。