柳楽優弥ら幼なじみ3人の青春が京丹後の海で輝く 『映画 太陽の子』メイキングカット公開
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俳優の柳楽優弥、三浦春馬さん、女優の有村架純が共演する『映画 太陽の子』より、本日7月22日の「海の日」にちなんで、京丹後の美しい海を前に幼なじみ3人が友情を再確認する重要なシーンの場面写真とメイキングカットが解禁された。
【写真】柳楽優弥&三浦春馬さん&有村架純のバックで輝く美しい京丹後の海! 『映画 太陽の子』メイキング画像
本作は、太平洋戦争末期に海軍からの密命を受け京都帝国大学・物理学研究室が行っていた「F研究」と呼ばれる新型爆弾開発の事実を基に、時代にほんろうされた戦時下の研究者の苦悩と青春を描く群像劇。極秘任務に携わる科学者・修を柳楽、修とその弟がほのかな思いを寄せる幼なじみの世津を有村、修の弟で戦地で心に傷を負った軍人・裕之を三浦さんが演じる。
場面写真には、原爆研究の密命を受けた科学者の修と幼なじみの世津、そして戦地から一時帰郷した修の弟・裕之が、つかの間の休息で訪れた海での様子が写し出されている。この海のシーンは、悩みや葛藤を抱える3人が子どもの頃に戻ったかのようにはしゃぎ、友情を再確認する、本作を語る上でとても重要なシーン。メイキングカットは、真剣に監督の言葉に耳を傾ける柳楽、有村、三浦さんや、撮影の合間に楽しく過ごす3人の様子をとらえている。
実はこのロケ地探しは一筋縄ではいかず、かなり苦労したことを黒崎博監督が明かす。「なかなか、これぞという浜辺が見つからなかったんです。別のエリアの海を探したこともあったんですけど、京都の海といえば京丹後の海。やっぱりその土地で探すのがいい」とこだわり抜き、なんとスタッフが兵庫の近辺から京都を超えるあたりまで海岸線をしらみつぶしでロケハン。やっとの思いで、異国情緒を思わせるエメラルドグリーンがかった独特なブルーをした京丹後の浜辺を見つけ出した。
「日本の海の色じゃないブルーが出ていて不思議だなぁと思っていたら、地元の方が“この時期じゃないと見られないブルーだよ”と教えてくれて、ラッキーだったなと思いました」と監督が語るように、撮影が行われた9月半ばから下旬にかけてしか見られない、“奇跡のブルー”であったことが判明。類まれな美しさだからこそ、戦時下を懸命に生き抜く3人の青春が刹那に輝く印象的なシーンとなっている。
『映画 太陽の子』は、8月6日より全国公開。