「次にくるマンガ大賞 2021」発表 『【推しの子】』『怪獣8号』が3582作品の頂点に
ダ・ヴィンチとニコニコが運営する「次にくるマンガ大賞 2021」が発表され、コミックス部門で『【推しの子】』、Webマンガ部門で『怪獣8号』が大賞に選ばれた。
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「次にくるマンガ大賞」は、ダ・ヴィンチとニコニコが「すべてのマンガファンによる推薦と投票を通して“次にブレイクしそうなマンガ”を発掘し紹介すること」を目的として2014年に創設。第7回目となる今年は、コミックス部門、Webマンガ部門合わせて3582作品がエントリー、51万6460票のユーザー投票によって大賞作品が決定した。
コミックス部門では、赤坂アカ×横槍メンゴによる『【推しの子】』が10万3400ポイントを獲得し大賞に輝いた。2位はCygames原作、久住太陽作画、杉浦理史脚本の『ウマ娘 シンデレラグレイ』(8万6120ポイント)、3位は山田鐘人原作、アベツカサ作画の『葬送のフリーレン』(6万4737ポイント)となっている。
『【推しの子】』の作者・赤坂アカは「『かぐや様は告らせたい』に続いて、二度目の大賞受賞との事で、個人的にはとても湧いております。ただ、今回の受賞はコンビでやらせていただいてるメンゴ先生の能力なしにはありえなかったものだと思っております」、横槍メンゴは「『かぐや様』という巨大コンテンツとの並走、しかも週刊連載二本という、それだけのキャパシティのなかでアカ先生がやっていることは既にものすごい偉業だと思っているので、今のところ作画一本な自分は最大限の形で【推しの子】という作品を支えていけたらなと思っています」とそれぞれコメントしている。
Webマンガ部門では、松本直也の『怪獣8号』が14万9203ポイントと圧倒的な得票数で大賞を獲得。2位は龍幸伸による『ダンダダン』(7万5768ポイント)、3位はぽむによる『先輩はおとこのこ』(5万529ポイント)という結果になった。
『怪獣8号』の作者・松本直也は「まさか自分の漫画がこの賞の1位を頂くほど注目してもらえる日が来るとは思ってもいませんでした。これからも読者の皆様が、そして自分自身がワクワクドキドキできるような漫画を描いていけるよう頑張ります!」と喜びを語った。
なお、8月25日より全国約2,000店舗の書店と電子書店でプレゼントフェアが開催。各部門1位作品を購入すると、書店では「描き下ろしポストカード+缶バッジ(一部店舗)」または「描き下ろしポストカード」、電子書店では「描き下ろしデジタルポストカード+スマホ壁紙」または「描き下ろしデジタルポストカード」がプレゼントされる(数量限定)。