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『ゴーン・ガール』ロザムンド・パイク、再びの怪演 『パーフェクト・ケア』公開決定

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 映画『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイクが主演を務め、第78回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞を獲得した映画『I Care A Lot(原題)』が、邦題を『パーフェクト・ケア』として12月3日より公開されることが決定。予告編とポスタービジュアルが解禁された。

【動画】ロザムンド・パイクが悪徳後見人に 『パーフェクト・ケア』予告編

 本作は、デヴィッド・フィンチャー監督作『ゴーン・ガール』(2014)で失踪した妻エイミーを怪演し、第87回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど高評価を獲得したロザムンドが主演する、100%共感不能にもかかわらず爽快な新感覚クライムサスペンス。

 主人公マーラを演じたロザムンドは、本作での演技で第78回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞。監督は『アリス・クリードの失踪』(2011)のJ・ブレイクソン。共演は、『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのピーター・ディンクレイジ、『ベイビー・ドライバー』『ゴジラvsコング』のエイザ・ゴンザレス、ダイアン・ウィーストら個性的な実力派俳優が脇を固める。

 法定後見人のマーラ(ロザムンド)は、判断力の衰えた高齢者を守り、ケアすることが仕事。常にたくさんの顧客を抱え、裁判所からの信頼も厚いマーラだが、実は彼女は裏で医師や介護施設と結託して高齢者たちから資産を搾り取る悪徳後見人だった。パートナーのフラン(エイザ・ゴンザレス)とともにビジネスは順風満帆。まさに“アメリカン・ドリーム”を手に入れていた。

 しかしそんなマーラの目前に、突如暗雲が立ち込める。新たに獲物として狙いを定めた資産家の老女ジェニファー(ダイアン)をめぐって、次々と不穏な出来事が発生し始めたのだ。身寄りのないはずのジェニファーの背後には、なぜかロシアン・マフィア(ピーター)の影が。迫りくる生命の危機、まさに絶体絶命。「私に“負け”はない」と豪語するマーラの運命は果たして―。

 予告編は、主人公マーラ(ロザムンド)が、高齢者女性の自宅を訪ねて「裁判所の決定であなたは要介護と。私が後見人に選ばれました」と伝え、強引に彼女を“保護”する場面からスタート。続いて、そんなマーラが高齢者家族からの訴訟をものともせず順調にビジネスに邁進する姿が映し出されていく。

 しかしある日マーラは、とてつもなくヤバい獲物に手を出してしまい「君にとってご老人は、合法的な金のなる木。だが今回は、選ぶ相手を間違えたな」と告げられ、あわや絶体絶命の危機を迎える。「人間は二種類しかいない。食う者と食われる者」「私に“負け”はない」というセリフに続き、最後はマーラがずぶぬれで叫ぶ姿やクールにサングラスをかける姿で幕を閉じる。果たして彼女の運命は。先が見えない展開に期待が高まる映像に仕上がっている。

 ポスタービジュアルは、ロザムンド演じる主人公マーラが、“誠心誠意のケア”をしている顧客たちの写真の前で不敵にほほえむ姿を切り取ったもの。横には「あなたの資産、『死ぬまで』守ります―という皮肉なコピーが添えられている。

 映画『パーフェクト・ケア』は、12月3日より全国劇場にて3週間限定公開。デジタル配信も同時開始。

映画『パーフェクト・ケア』予告編

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