『スター・ウォーズ:ビジョンズ』キネマシトラス『村の花嫁』場面写真&ストーリー公開
短編アニメ映画集『スター・ウォーズ:ビジョンズ』(ディズニープラス/9月22日配信開始)より、キネマシトラスが制作した『村の花嫁』のあらすじと場面写真が解禁された。
【写真】『スター・ウォーズ:ビジョンズ』キネマシトラス制作『村の花嫁』場面写真
『スター・ウォーズ:ビジョンズ』は、『スター・ウォーズ』シリーズを生み出したルーカスフィルムが、日本の7つのアニメスタジオとタッグを組んで9つの新しい物語を描いたオリジナル短編アニメ映画集。キネマシトラス制作の『村の花嫁』では、“悲しき決断をした花嫁の運命”を描く。
監督は、劇場版『テニスの王子様 二人のサムライ』、劇場版『ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合! オモチャの国で大決戦だコロン!』などの原画を手掛け、テレビアニメ『メイドインアビス』で副監督を務めた垪和等。
オーダー66後、帝国の支配はまだアウターリムの惑星キーリアへは届いていなかった。懐かしい人物(ヴァン)からメッセージを受け取りこの星を訪れた逃亡者エフは、そこで奇妙な結婚式に出くわす。戦争の呪縛から逃れられない村人たちと抗おうとする若者たち。花嫁ハルに自らの境遇を重ねるエフがとった行動とは。そして恋人たちの運命は…。
解禁された場面写真には、星空のもとマスクで顔半分を覆っているエフと、落ち着いた顔つきで何かを見据えているヴァンの姿が描かれている。2人の前の座卓には料理が盛られ、村のお祝い事を見ているようなシーンとなっている。
垪和等監督は『スター・ウォーズ』と“結婚式”を結び付けたことに対し、「“結婚式”という、日本国内でも様々な風習がある“まつりごと”を通して、その星の風習や文化が描けたらと思いました」と明かす。また、「今作では主人公の異邦人エフに、ヴァンが解説するという形で異性の文化を紹介し、そこにある困難とエフの抱える困難をオーバーラップさせることで、フォースやジェダイの大事にしていることが浮き彫りになればと思いました」とコメント。
銀河にあるさまざまな風習を“婚礼”を通して描かれた本作がどのように日本の文化を表現するのか、期待が高まる。
オリジナル短編アニメ映画集『スター・ウォーズ:ビジョンズ』は、ディズニープラスにて9月22日より全9話一挙配信。