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クリント・イーストウッド、集大成にして新境地 監督40作目『クライ・マッチョ』予告解禁

映画

映画『クライ・マッチョ』メインカット
映画『クライ・マッチョ』メインカット(C)2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

 巨匠クリント・イーストウッドが製作・監督・主演を務める映画『CRY MACHO(原題)』が、邦題を『クライ・マッチョ』として2022年1月14日より公開されることが決定。予告編と場面写真が解禁された。

【動画】クリント・イーストウッド、40本目の監督作『クライ・マッチョ』US予告

 イーストウッドにとって監督デビュー50周年にあたる2021年、40作目の映画監督作品となる本作は、1975年に発刊されたN・リチャード・ナッシュの『CRY MACHO(原題)』を映画化した感動のドラマ。主人公は、かつて数々の賞を獲得し一世を風靡したロデオ界の元スター、マイク・ミロ(イーストウッド)。その栄光はいまや過去のこと。落馬事故をきっかけに家族も離散、競走馬の種付けで細々と一人で暮らしていた。そんなある日、マイクは元雇用人から、メキシコにいる彼の息子ラフォの誘拐を依頼される。メキシコからテキサスへ向かうその危険で壮大な道のりは、予想外の困難と思いがけない出会いが待ち受けていた…。

 本作の企画が最初に持ち上がったのは40年前。当時原作を読んだ映画製作者のアルバート・S・ルディ(『ゴッドファーザー』『ミリオンダラー・ベイビー』)は物語に魅了され話を持ちかけたが、イーストウッドがマイク役は時期尚早だと判断し企画は頓挫。しかし2019年に「期は熟した」と考えたイーストウッドがルディに連絡をとり、ついに映画化へと動き出すこととなった。

 製作には、イーストウッド組が集結。脚本を練り直し執筆したのは、『グラン・トリノ』や『運び屋』の脚本も手がけたニック・シェンク。主人公マイクをイーストウッド自身の個性を生かしたキャラクターにアレンジして、苦労と挫折を味わいながらも約束に固い不言実行の男を作り上げた。編集は『グラン・トリノ』『アメリカン・スナイパー』を手掛けたジョエル・コックス。長年の悲願を遂げたルディは「クリントはこれからもアメリカの英雄として、不滅の男として語り継がれるでしょう」と語っている。

 予告編は、落ちぶれた生活を送るマイクが、元雇用人から息子ラフォを誘拐するように頼まれ、メキシコへと向かうところからスタート。現地で親の愛を知らない生意気な不良少年ラフォと出会い、当初は険悪だった二人が困難な道中のなかで少しずつ交流を深めていく様子が描かれていく。「昔はマッチョだったんだろ?」と聞くラフォに、「昔の俺はすごかった。だが今は違う。男は皆マッチョに憧れる。強さを見せつけたくて。馬鹿なことをしでかしては、すべてを手に入れた気になる。老いてしまえば何も残っていないのに」と淡々と語るマイク。

 映像にはそのほか、メキシコを横断する旅路の壮大な景色や、マイクの新たな出会いの場面も。そして終盤では「人生には決め時ってもんがある。今がその時だ」というセリフや、幼い子どもに手を触れられたマイクがほほえむ姿、危機的な状況を迎える場面などが流れ、マイクとラフォがユーモラスな会話を繰り広げる場面で終了。映画界の生きるレジェンド、イーストウッドの集大成となる傑作であることを予感させる、エモーショナルな予告編となっている。

 場面写真は、マイクと少年ラフォの2ショット。ラフォを演じるのは、本作が長編映画デビュー作となるエドゥアルド・ミネット。彼とイーストウッドが見せる、絶妙のコンビネーションにも注目だ。

 映画『クライ・マッチョ』は2022年1月14日より全国公開。

映画『クライ・マッチョ』US予告

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