エイドリアン・ブロディ主演・製作総指揮 『死霊伝説』シリーズの前日譚ドラマ、配信決定
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オスカー俳優のエイドリアン・ブロディが主演と製作総指揮を務める、スティーヴン・キング原作のホラードラマ『チャペルウェイト 呪われた系譜』が、12月1日よりAmazon Prime Videoチャンネルの「スターチャンネルEX ‐DRAMA & CLASSICS‐」で配信されることが決定。舞台となる屋敷「チャペルウェイト」の妖しげな様子が垣間見れる予告映像が解禁された。
【動画】ドラマ『チャペルウェイト 呪われた系譜』予告編
本作は、スティーヴン・キングが大学時代に執筆し、1978年に出版された短編集『深夜勤務』に収録されている短編小説「呪われた村<ジェルサレムズ・ロット>」に基づき、新たなキャラクター設定と脚色を加えてドラマ化したゴシックホラー。幼い頃、父親に殺されかけたトラウマに苦しむ主人公が、親族の屋敷を相続したことで一族の秘密を知り、代々受け継がれた呪いから家族を解放するため戦う様を描く。映画『死霊伝説』(1979)や『死霊伝説 セーラムズ・ロット』(2004)の基になった小説『呪われた町』(原題:Salem’s Lot)の前日譚にあたるストーリーとなっている。
1850年。捕鯨船の船長チャールズ・ブーン(エイドリアン)は、最愛の妻を病で亡くしたのを機に陸に戻り、子育てをすることを決意。いとこのスティーヴンがメーン州の小さな町に遺した屋敷「チャペルウェイト」に移り住むが、スティーヴンらを知る町の住民からは「ブーン家は疫病神だ」と冷たく迎えられる。幼少時のトラウマからウジ虫の幻覚に悩まされているチャールズは、いとこ達のことを調べるうちに、一族のある秘密を知る…。
ウジ虫の幻覚に悩まされる主人公の苦悩と恐怖をリアルに表現したいと考えたエイドリアンは、CGを使わず実際に大量のウジ虫を入れたバスタブに入り、さらに敢えて生きたウジ虫を鼻に入れるという体当たりの熱演を披露。原作のスティーヴン・キングは、プロデューサーのドナルド・デ・ラインが事前に共有した脚本を気に入って制作を承認し、初回放送後には「私が大学時代に書いた小説を素晴らしい形で、より不気味に脚色してくれた」とツイッターで絶賛している。
予告編は、「従兄弟の君に屋敷を遺贈する」と書かれた手紙を受け取ったチャールズが、家族と共に不気味な雰囲気の屋敷「チャペルウェイト」に到着するところから始まる。続いて、「この家は病の源と思われています。この一家を恐れる必要がないと分かれば敵意は消えます」と語るブーン家の住み込み家庭教師・レベッカ(エミリー・ハンプシャー)に対し、チャールズが「恐れるものがあったら?」と答えた直後、恐怖の場面が次々と展開していく。最後は「家族に危険が及ぶなら私が死ぬ」というチャールズの覚悟のセリフで幕を閉じる。
ドラマ『チャペルウェイト 呪われた系譜』(字幕版・吹き替え版/全10話)は、Amazon Prime Videoチャンネルの「スターチャンネルEX ‐DRAMA & CLASSICS‐」で12月1日より配信開始、12月24日より全話配信。BS10スターチャンネルにて、字幕版が12月21日より毎週火曜23時ほか放送(12月19日17時第1話先行無料放送)、吹き替え版が12月24日より毎週金曜23時ほか放送。