青山剛昌、北条司、浅野忠信ら『ルパン三世』50周年をイラスト&コメントでお祝い
10月24日で『ルパン三世』がテレビアニメ化50周年を迎える。これを祝して、漫画家の青山剛昌や北条司、俳優の浅野忠信ら各界著名人からコメントやイラストが到着した。
【写真】浅野忠信、古沢良太、友永和秀の『ルパン三世』アニメ化50周年祝賀イラスト
モンキー・パンチさんの漫画をアニメ化した本作は、世界的大泥棒アルセーヌ・ルパンの孫であるルパン三世と、次元大介、石川五ェ門、峰不二子、銭形警部ら個性的なキャラクターが織りなすアクションアニメ。50周年記念作品として、現在、『ルパン三世 PART6』が日本テレビ系にて放送中だ。
50周年にあたり、『名探偵コナン』『YAIBA』の漫画家・青山剛昌、『キャッツ・アイ』『シティーハンター』の漫画家・北条司から、それぞれの思い出と「50年後の『ルパン三世』について」を想像するコメントが到着。また、青山、脚本家の古沢良太、『ルパン三世』アニメーターの友永和秀、俳優の浅野忠信からイラストが寄せられた。
青山は「ルパン三世との出会いは、小学校の低学年の頃だったかな? モーリス・ルブランの『怪盗紳士アルセーヌ・ルパン』の本は、もう読んでいたので、『ルパンの孫の話をアニメでやるんだ…ホームズの孫も出て来るかなぁ?』なんて感じで観始めたら、出て来たのは、銭形平次の子孫の警部に、相棒の次元大介と十三代目石川五ェ門と謎の女、峰不二子ちゃん! 1話目のコチョコチョでアホな小学生的にはハートを鷲掴みにされたのだった(笑)」と振り返り、50年後の『ルパン三世』について「そりゃあ『ルパン八世VSコナン三世』でしょ!!(笑)」と断言。
北条は、「あれは中学生の頃。麗らかな日曜の家族団欒の昼食時でした。テレビに突然かっこいい映像が映し出されました。サーチライトが壁際の人物を照らしだす。その人物はサーチライトをあざ笑うかのように不敵な笑みを浮かべつつ疾駆する。それはルパンファンなら誰でも知っているシーンであり、新番組ルパン三世の番宣でした」と回顧。「てっきりその漫画がアニメ化されるのだと思った私は『あ、この漫画知ってる』と家族に発言した…その直後。その人物(ルパン)は拘束された女性(不二子)を救出するために疾駆していたと思いきや、何といきなり不二子の胸元に手をかけ衣服を剥ぎとったのです。そこで『ルパン三世』とタイトルが出て番宣終了。日曜の家族団欒はその映像と私の発言に凍りつきました」と思い出を語った。
50年後の『ルパン三世』については、「タイトルは『ルパンIV世――がいっぱい』。世界中に子種をばら蒔いた三世。「われこそはルパン三世を継ぐ者」と何十人もの息子、娘たちがIV世の名を賭けて泥棒競争を繰り広げる。主人公はティーンの不二子の娘。老ルパン三世は審査員…なんてのは無理ですか」とコメントしている。