赤楚衛二＆坂口健太郎、各シーズンの主演に 復讐サスペンス『ヒル』放送・配信決定
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今井大輔の漫画『ヒル』『ヒル・ツー』を実写化する『WOWOWオリジナルドラマ ヒル』が、WOWOWにて2022年3月より放送・配信されることが決まった。Season1では赤楚衛二、Season2では坂口健太郎がそれぞれ主演を務める。
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本作は、他人になりすましをされた青年が、他人に寄生する不法滞在者“ヒル”に果敢に立ち向かっていく姿と共に、他人に寄生して生きる者たちの運命と格差社会の闇を描く新時代の社会派復讐（ふくしゅう）サスペンス。2シーズン構成で、Season1とSeason2が各6話ずつの全12話。
Season1で主演に抜てきされた赤楚が演じるのは、他人になりすましをされ、殺人未遂罪で警察に追われるユウキ。警察から逃れる中、知り合った仲間と共に、ヒルから自分の身分を取り返そうと奮闘する。
赤楚は「僕が演じさせて頂く、四宮勇気は父親が殺人犯で、普通の生活に羨望心を抱きながらも俗世を絶っている人。そんな彼が四宮勇気という名前を奪われ、ヒルの世界に巻き込まれていくのですが、撮影中は苦痛と憤怒が心の中に渦巻く日々でした。日常に潜む陰鬱としたヒルの世界に浸かって下さい」とメッセージを寄せた。
Season2の主演を務める坂口が演じるのは、ユウキになりすました男にヒルとしての生き方を教え、またおきてを破る者を罰する“ヒル狩りのカラ”の異名を持つ伝説のヒル・カラ。過去に母親的存在のヒルを仮面を着けた男に殺害されており、その男に復讐することを心に誓って生きている。
坂口は「ユウキを軸にしたシーズン1があり、シーズン2で、まだ朧げな存在のカラという役をどう表現していくかということを一番に考えました。カラの過去、生きる意思ではなく、方法だけを教えてしまった後悔。カラの中での正義とはなんなのか。どこか身近に感じるヒルという生き方をするカラを通して、皆さんに何か伝われば嬉しいなと思います」と話す。
原作者の今井は「朗らかな印象の赤楚さんと柔らかい印象の坂口さんがそれぞれ陰のあるキャラクターをどう演じるのか楽しみです。このドラマでまたヒルの世界を楽しんでもらえたら嬉しいです」とコメントしている。
『WOWOWオリジナルドラマ ヒル』は、WOWOWにて2022年3月より放送・配信。
■コメント全文
＜Season1主演・赤楚衛二＞
原作、台本を読ませていただき、もしかしたら自分の身近にもあるのではないか？と思わせられるようなお話しで、ヒルの生態や法律が、社会のルールに通用しない中での、其々の
キャラクター達の人間模様に引き込まれました。
僕が演じさせて頂く、四宮勇気は父親が殺人犯で、普通の⽣活に羨望心を抱きながらも俗世を絶っている人。そんな彼が四宮勇気という名前を奪われ、ヒルの世界に巻き込まれていくのですが、撮影中は苦痛と憤怒が心の中に渦巻く日々でした。
日常に潜む陰鬱としたヒルの世界に浸かって下さい。
＜Season2主演・坂口健太郎＞
ユウキを軸にしたシーズン1があり、シーズン2で、まだ朧げな存在のカラという役をどう表現していくかということを一番に考えました。
カラの過去、生きる意思ではなく、方法だけを教えてしまった後悔。カラの中での正義とはなんなのか。どこか身近に感じるヒルという生き方をするカラを通して、皆さんに何か伝われば嬉しいなと思います。
＜原作・今井大輔＞
ヒルは連載終了から8年も経っていて、今回の映像化は長くこの作品を愛してくださった読者の方々のお陰です。ありがとうございます。
それぞれのSeasonで赤楚衛二さんと坂口健太郎さんが主演でのドラマ化なんて上手すぎる話、騙されてると思いましたが、本当の話でよかったです。
朗らかな印象の赤楚さんと柔らかい印象の坂口さんがそれぞれ陰のあるキャラクターをどう演じるのか楽しみです。
このドラマでまたヒルの世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。
