『二月の勝者』第3話 “黒木”柳楽優弥、転塾考える“金の卵”に意味深発言
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俳優の柳楽優弥が主演を務め、女優の井上真央、NEWSの加藤シゲアキが共演するドラマ『二月の勝者ー絶対合格の教室ー』(日本テレビ系/毎週土曜22時)第3話が今夜放送。第3話では、黒木蔵人(柳楽)が校長を務める桜花ゼミナール吉祥寺校の優等生が、別の塾に体験入塾する。
【写真】完璧な母親を演じる高岡早紀 『二月の勝者』第3話より
本作は、中学受験の実態をリアルに描いた高瀬志帆の同名漫画(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)を実写化。中学受験を舞台に、そこから見えてくる「家族問題」「教育問題」など、現代社会のさまざまな問題に切り込む。
最強・最悪のスーパー塾講師・黒木蔵人役で柳楽が主演。黒木と同じ桜花ゼミナール吉祥寺校の新人講師・佐倉麻衣役で井上、黒木の元部下で超名門中学受験塾のトップ講師・灰谷純役でNEWSの加藤が共演。そのほか、池田鉄洋、瀧内公美、今井隆文、加治将樹、住田萌乃、岸部一徳らが脇を固める。
ある日、桜花ゼミナール吉祥寺校に、講師の木村(今井)が慌てた様子で出勤して来る。なんと、Ωクラスの前田花恋(田中絆菜)が、かつて黒木が在籍していた名門塾ルトワックへ入っていく姿を目撃したという。桜花が誇る金の卵の転塾の危機に講師たちが焦る中、校長の黒木は「放っておきましょう」の一言だけ。以前、自分が他の生徒に行ったマンツーマン指導を妬んでいた花恋の様子を思い出した佐倉は、自分のせいで花恋が転塾を考えたのではないかと責任を感じる。
一方、ルトワックを見学する花恋は、講師の灰谷純(加藤)から成績トップのSクラスへの編入を約束され、体験授業を申し込む。その後、桜花に来なくなってしまった花恋を心配する佐倉の元に、花恋の母・前田麗子(高岡早紀)が面談に訪れる。医師の麗子は忙しい日々を送りながらも塾の面談や弁当作りまでこなし、花恋の受験を支える完璧な母親。麗子によると、花恋は勉強ができるあまり、学校では教師や同級生たちとうまくいっていないという…。
転塾に関しては花恋の判断を尊重したいという麗子。そして、花恋のような競争心がある子はルトワックの方が向いているのかもと考える佐倉。そんな大人たちの考えをよそに、体験授業に参加した花恋はルトワックの授業スピードやハイレベルな生徒たちに圧倒され、夜遅くまで勉強するほど自分を追い込んでしまう。
そんなある日、偶然花恋を見かけた佐倉は、花恋の脚に付けられた傷痕に気付く。佐倉から花恋の様子を聞いた黒木は「そろそろなのかもしれない」と意味深な言葉を呟く。その夕方、疲れ切った様子で1人吉祥寺の街を歩く花恋に、怪しい人影が近付いていくる。
土曜ドラマ『二月の勝者ー絶対合格の教室ー』第3話は、日本テレビ系にて10月30日22時放送。