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『カムカムエヴリバディ』、本郷奏多、安達祐実ら川栄李奈を取り巻く京都編キャスト発表

ドラマ

 女優の上白石萌音、深津絵里、川栄李奈がトリプル主演する連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合ほか)の追加キャストとして、連続テレビ小説初出演の本郷奏多、25年ぶり出演の安達祐実をはじめとした11名が発表された。11名は、3代目ヒロイン・ひなた(川栄)の物語となる京都編に出演する。

【写真】『カムカムエヴリバディ』京都編キャスト陣

 本作は、ラジオ英語講座と共に歩んだ親子3世代の女性たちを描く、100年のファミリーストーリー。日本でラジオ放送が始まった日に生まれた初代ヒロイン・安子を上白石が務め、その娘で2代目ヒロイン・るいを深津、さらにその娘で3代目ヒロイン・ひなたを川栄が務める。脚本はNHK連続テレビ小説『ちりとてちん』(2007)の藤本有紀。

 発表されたのは、3代目ヒロイン・ひなた(川栄)が登場する京都編に出演するキャスト陣。戦後、日本は大きく様変わりした昭和40年代の京都で、時代に取り残されていくひなただったが、今回のキャストたちが、そんなひなたに大きな影響を与えていくことになる。

 本郷が演じるのは、時代劇に憧れ京都にやってきたが、上下関係が厳しい撮影所の男社会になじめずにいる若き大部屋俳優・五十嵐文四郎役。染まらず、こびず、けれど努力は怠らず。自分はスターになれると思い込む生意気で無愛想で、ちょっと頭でっかちな五十嵐は、将来の進路に迷うひなたを、大いにかき乱し続けることとなる。

 安達が演じるのは、女優・美咲すみれ役。かつて、桃山剣之介のヒット時代劇「棗黍之丞シリーズ」に出演し人気を博し、ひなたにとって憧れの存在だった。偶然ひなたと出会うことになるという役どころだ。

 そのほか、ひなたの同級生の野田一恵役で三浦透子、藤井小夜子役で新川優愛、ひなたの弟・桃太郎役で青木柚、荒物屋「あかにし」の店主・赤螺吉右衛門の息子・吉之丞役で徳永ゆうき、ひなたの幼少期役で新津ちせ、酒屋のおじさんの森岡新平役でおいでやす小田、赤螺吉兵衛の妻・清子役で松原智恵子、映画村の社員・榊原誠役で平埜生成、大部屋俳優・伴虚無蔵役で松重豊の出演も併せて発表された。なお本郷に加え、三浦、新川、青木、小田、平埜が連続テレビ小説初出演となる。

 連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、NHK総合にて毎週月~土曜8時ほか放送中。

<出演者コメント全文>
◆本郷奏多(五十嵐文四郎役)
脚本を読ませていただき、ヒロインたちが紡ぐ 100年の物語のエネルギッシュさにとても元気をもらえる作品だなと感じました。僕が演じさせていただく五十嵐というキャラクターは、時代劇が盛り上がっていた時代の大部屋俳優という役どころになります。時代背景を勉強し、スタッフの皆様とディスカッションをしつつキャラクターを形成していきたいです。そして、“朝ドラ”に参加させていただくのは初めてなので、すてきな皆様が作り上げる作品に少しでもお力添えできるよう精いっぱい演じたいと思っています。

◆新川優愛(藤井小夜子役)
歴史ある、そして毎作品注目されている連続テレビ小説に参加させていただくことは、とても光栄であり、身の引き締まる思いです。3部作構成による時代の変化やその中で生きる人々の思いや葛藤が丁寧に描かれている今作で、ひなたの人生に友人として関われることがとてもうれしいです。衣装合わせの際、川栄さん、三浦さんとお話しさせていただき、お二人の人柄にひかれ、今から撮影現場に参加させていただくのが楽しみです。

◆三浦透子(野田一恵役)
初めての“朝ドラ”への参加となります。19年前、初めて出演したドラマの脚本を書いてくださっていたのも、藤本さんでした。こんなにうれしく、ありがたいご縁はありません。 京ことばやお茶のお稽古など、楽しみなチャレンジもたくさんあって、撮影が待ち遠しいです。精いっぱい努めさせていただきます。

◆青木柚(桃太郎役)
連続テレビ小説は、人の生活のとても近い距離にある作品だなと子どもの頃からずっと感じていました。 そんなドラマに初めて参加させていただくこと、そして桃太郎という愛らしい人物を演じられること、とても光栄です。自分が生きたことのない時代を、桃太郎と共に過ごし、のびのびと成長していけたらと思います。各々が迎えるどんな朝にも隣にこの作品が居られますよう。よろしくお願いします。

◆徳永ゆうき(赤螺吉之丞役)
お話をいただいた時はびっくりしました。うれしい気持ちと緊張と、ワクワクとドキドキと。いろんな気持ちが入り混ざった心持ちです。すてきなキャストの皆さんとすてきな作品になるよう、楽しみながら皆さんに迷惑をかけないよう、そしてご期待に応えられるよう精いっぱい頑張りたいと思います。

◆新津ちせ(幼少期のひなた役)
ひなたの幼少期を演じさせていただきます、新津ちせです。連続テレビ小説が大好きで、昨年『エール』に出演させていただき、またご縁があれば…と心から願っていましたので、オーディションでひなた役に決まった時は本当にうれしかったです! ひなたは、まさに「名は体を表す」という言葉がぴったりの、明るくて友達思いの女の子です。ちょっぴり飽きっぽいひなたが、どんなふうに成長していくのか、どうか見守っていてください!

◆おいでやす小田(森岡新平役)
信じられません。1年前、こんなことになるなんて誰が予想できたでしょう。まるで全く別の世界線、パラレルワールドに来てしまったようです。今年の春にドラマに出させていただいた時、共演者の水野美紀さんに「あなたは今年、“朝ドラ”に出ることになる」と言われました。もちろんその時は「え!?何をおっしゃってますか!?」という感じでしたが、それが何と現実になりました。…いや予言者やがな! 水野さん何者なんですか!? 話はそれてしまいましたが、とにかく全力でまわりの方々に出来るだけ迷惑かけることなく一生懸命、お芝居に取り組ませていただきます。みなさん温かい目で見守ってください。ドキドキしてます!

◆松原智恵子(赤螺清子役)
連続テレビ小説は、『すずらん』以来22年ぶりの出演になります。ひなたさん家族の新たに始まる生活をやわらかく、温かく見守ってあげたいです。心地よい緊張感とワクワク感、赤螺清子を楽しく演じたいです。

◆平埜生成(榊原誠役)
初の“朝ドラ”出演に胸が躍っています。ラジオが大好きなので、ラジオから始まるこの物語に勝手にシンパシーを感じていました。事前にお会いした時に感じたスタッフチームの温かいまなざしに感動し、絶対にご一緒したいと思っていたので、とてもうれしいです。演じる仕事をしていますが、そもそも、お芝居を見ることが好きなんです。映画村職員・榊原くんには、そんな思いも込めて、自然体で楽しみたいと思います。よろしくお願いします!

◆安達祐実(美咲すみれ役)
25年ぶりに、“朝ドラ”に出演させていただくことになりました。とてもうれしく思っています。当時は子どもだった私が、大人になり、またこうして“朝ドラ”の世界に役として生きられることを、なんだか不思議で感慨深く感じております。今回は女優という役どころを演じさせていただきます。ひなたちゃんとどのように関わっていくのか、今から楽しみにしております。

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