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中山優馬、矢崎広らが“蛙の姿”に! 舞台『蛙昇天』ビジュアル解禁

演劇

舞台『蛙昇天』ビジュアル
舞台『蛙昇天』ビジュアル

 中山優馬が主演を務めるKAAT神奈川芸術劇場プロデュース『蛙昇天』より、ビジュアルが解禁。演出のウォーリー木下よりコメントが到着した。

【写真】公演情報も 舞台『蛙昇天』チラシ裏面

 米ソ冷戦が激化した時代を背景に、シベリア抑留者の帰還をめぐって当時の日本社会を揺るがせた実際の事件をテーマに、木下順二が書き下ろした『蛙昇天』。発表当時から大きな注目を集め、三越劇場での初演を観劇した、当時まだ高校生だった演出家・蜷川幸雄は、衝動的なものをそのまま表現する演劇の力に強く惹かれ、この観劇体験が演劇を志すきっかけになったと後年語っている。

 本作は、誠実に生きたいと願った青年が苛烈な政治対立の渦へと巻き込まれ、ついには自殺へと追い込まれた事件を、寓意に満ちた蛙の世界に写し取った物語。世間のありように翻弄され、容易にゆがめられてしまう「個」という存在の脆さを生々しくえぐり出し、人間が存在することの意味をも問いかける。

 この度解禁されたビジュアルでは、蛙の姿となった中山優馬、矢崎広ら出演者たちが睡蓮の葉をかたどった中に配置。「僕がこの眼で見た、この耳で聞いた間違いのない ただ一つの事実をいって帰ってくるつもりであそこへ行ったんだ。」というコピーが添えられている。

 ウォーリー木下は、「この『蛙昇天』は蛙しか出てきません。小さな池の、蛙の世界で起こる『戦争』にまつわる悲喜劇です。戦後の混乱の中で実際に起きた事件を元に、1951年に木下順二氏が風刺劇として描いたもの。それから80年近く経ちましたが、果たしてこれは過去の話なのでしょうか? 民主主義とか、個人とか、自由とか、それらを踏み潰そうとする暴力や分断は、もしかしたら現在の方が悪化もしくは色濃く顕在化しているのかもしれません。僕がこの戯曲に強く惹かれるのは木下戯曲の持つ遊戯性とユーモア、そして登場人物たちの迷いが常にマーブル模様で(水の中の光の反射のように)ゆらめいていること。それらを固定化せずに、同じ木下姓として、ついでに木下大サーカスもリスペクトして、パフォーマンス劇として作ってみたいと思います。お楽しみに」とコメントを寄せている。

 KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『蛙昇天』は、KAAT神奈川芸術劇場<ホール>にて10月24日〜11月8日に上演。

【公演概要】

舞台『蛙昇天』
舞台『蛙昇天』ビジュアル

舞台『蛙昇天』

■日程・会場
10月24日〜11月8日 KAAT神奈川芸術劇場<ホール>

■作:木下順二
■演出:ウォーリー木下

■出演:
中山優馬 矢崎広 音月桂 中村里帆 市川しんぺー
久ヶ沢徹 町田マリー 百瀬朔 白又敦
北川結 内海正考 中村駿 塚越志保 肥田野好美 米原有我
神保悟志 温水洋一

■演奏:西村直晃 成田七海 清田瞬

■スタッフ
音楽:トクマルシューゴ 西村直晃
振付:北川結 仁科幸(モモンガ・コンプレックス)
美術:松生紘子  
照明:松本大介
音響:星野大輔
衣裳:西原梨恵
ヘアメイク:新井健生
演出助手:友花
舞台監督:川除学
制作進行:ycoment

宣伝美術:永瀬祐一
宣伝写真:西村淳
宣伝衣裳:藤崎コウイチ
宣伝ヘアメイク:新井健生
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