『インディ・ジョーンズ5』にまたトラブル! ロケ地で撮影スタッフが死亡
人気アドベンチャー映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾の撮影を行っているモロッコで、男性撮影スタッフが亡くなっているのが発見されたという。死因は明らかになっていないものの、事故や事件の可能性はないと見られている。
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NewYorkPostによると、『インディ・ジョーンズ5』の撮影スタッフで、カメラ部門に属するニック・クパチさんが、ホテルで亡くなっているのが発見された。現地時間の11月4日に、ウォルト・ディズニー・スタジオが認めたという。
映画の広報担当者は同サイトに対し、「ニック・クパチさんのご家族とご友人にお悔やみを申し上げます。彼は素晴らしい才能のある同僚で、映画産業の仲間でした。ずっと惜しまれることでしょう」とコメントした。その上で、「彼の突然の死は、映画の製作に関係したものではありません」と、明らかにしている。死因については公表されていないものの、自然死だと見られている。
ニックさんは『ジュラシック・パーク』や『ハリー・ポッター』、『スター・ウォーズ』シリーズなどに参加した経験のあるベテランで、『インディ・ジョーンズ5』の撮影に加わるため、モロッコ入りしたばかりだったという。
『インディ・ジョーンズ5』の撮影は、新型コロナウイルスの影響による遅れを皮切りに、トラブルが続いている。先週モロッコは、イギリスとの航空便の往来禁止を発表しており、キャストやスタッフは、ぎりぎりで入国したところだったそう。また今年6月には、主演のハリソン・フォードが肩を負傷し、つい2週間前に撮影に復帰したばかりだった。
ファン待望の『インディ・ジョーンズ5』は、本来、2021年7月9日に公開を予定していたものの、撮影が遅れ、2022年7月29日に公開を延期。先月さらに延期が発表され、2023年夏の公開が予定されている。