ハン・ソロとレイア姫の“関係”とは 『スター・ウォーズ エピソード4』キャストたちの“その後”
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第1弾公開から45年以上の時を経て、今もその世界を拡大し続けている『スター・ウォーズ』シリーズ。その原点となった『スター・ウォーズ エピソード4／新たなる希望』（1977）が金曜ロードショー（日本テレビ系）で今夜放送される。「遠い昔、はるか彼方の銀河系で…」オビ＝ワン・ケノービの導きの下、反乱軍の戦いに身を投じることを決意したルーク・スカイウォーカーが、ハン・ソロやチューバッカ、C‐3POやR2‐D2という仲間を得て、捕らわれたレイア姫を救出するため、ダース・ベイダーらのいる帝国軍に挑む姿を描く本作。長く愛されるキャスト達の今を追ってみよう。
【写真】ルーク、ハン・ソロ、レイア姫…当時＆時が経った姿を見比べ
■ルーク・スカイウォーカー／マーク・ハミル
写真提供：AFLO
自身の出自や運命について、まだ何も知らないルーク・スカイウォーカーを演じたのは、当時24歳だったマーク・ハミル。本作に始まるオリジナル三部作で大ブレイクした彼は、イメージが固定することを避けるため、キャリアを舞台に移しブロードウェイで活躍。90年頃から映画やテレビドラマの世界に戻り、『キングスマン』シリーズなどに出演、『フォースの覚醒』（2015）から始まる続三部作にルーク役でカムバックを果たした。
低音ボイスを活かして声優としても名を馳（は）せ、アニメーション版『バットマン』作品群のジョーカーの声で知られるほか、スタジオジブリ作品の吹き替えとしても常連。『天空の城ラピュタ』ではヴィランのムスカ、『風の谷のナウシカ』ではペジテ市長、『君たちはどう生きるか』では大叔父の声を担当している。
画面の外では、ゼレンスキー大統領が立ち上げたクラウドファンディングサイト「United24」の大使を務めるなどウクライナを支援しており、資金調達に加えて空襲警報アプリケーションに声を提供するなど、幅広く積極的に活動している。また今年は、1月に発生したロサンゼルスの山火事で自宅に火が迫り、「ギリギリ」で退避したことをインスタグラムにて報告。「1993年以来最悪の火災だ」とつづり、ファンに安全を呼び掛けていた。
■ハン・ソロ／ハリソン・フォード
写真提供：AFLO
ミレニアム・ファルコンを操る凄腕操縦士で、レイア姫をも魅了した危険な魅力の持ち主、ハン・ソロ。演じたハリソン・フォードは、本作で得た勢いそのままに、『レイダース／失われたアーク《聖櫃》』（1981）で彼のもう一つのあたり役インディ・ジョーンズ役に抜てき。『目撃者』（1985）のジョン・ブック役でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、順調にキャリアを積んだ。
本シリーズには、オリジナル三部作に出演したほか、続三部作にもカムバックしている。ほかの出演作に『ブレードランナー』シリーズや『ワーキング・ガール』（1988）、『逃亡者』 (1993)、『エアフォース・ワン』（1997）などがあり、2023年には、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で79歳にしてインディを再演し、アクションを披露。同年から『シュリンキング:悩めるセラピスト』でテレビドラマに本格出演し、ゴールデン・グローブ賞にノミネート、今年は『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』でマーベル・シネマティック・ユニバースに参加するなど、80代にしてまだまだ勢いが衰えない。
2003年にハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに星を獲得したほか、セシル・B・デミル賞やカンヌ映画祭の名誉パルムドールなど、数々の名誉賞を贈られており、プライベートでは、二度の離婚を経て、『アリーMyLove』で知られるキャリスタ・フロックハートと再婚。飛行愛好家としても知られ、2015年には事故を起こして骨盤と足首を骨折する大けがを負っても、懲りることなく自ら操縦する姿をキャッチされている。
