『ヴェノム』新作、DISH//が日本版主題歌に決定 北村匠海がワンフレーズ披露のコメント映像到着
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俳優トム・ハーディ主演の映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の日本語吹き替え版主題歌が、DISH//の書き下ろし新曲「Shout it out」に決まった。DISH//がハリウッド映画の主題歌を担当するのは初めて。併せてDISH//のコメント映像も解禁された。
【動画】『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
正義感あふれるジャーナリストのエディ(トム・ハーディ)に、意思を持った地球外生命体シンビオートが寄生して誕生したヴェノム。マーベル史上最も残虐な悪として知られるヴェノムだが、本作では、マーベルコミック上でスパイダーマンとヴェノムが共闘して戦いを挑むレベルの強さを誇るヴィランのカーネイジが登場。連続殺人鬼クレタスの狂気を取り込んで覚醒したカーネイジは世界を混乱に陥れ、その狂気がヴェノムに襲い掛かる。
このハードでクールな映画の世界観にぴったりの楽曲を今回書き下ろしたDISH//。作詞を北村匠海&橘柊生が手掛け、北村&橘&泉大智がパートごとに作曲を行い、「Shout it out」が作り上げられた。
コメント映像では、小学校の頃からスパイダーマンのゲームやアニメでヴェノムを知り好きだったという北村が「マーベル作品の主題歌ってすごいよね!」と話し始めると、全員が「すごいよね!」、矢部は「友達とも『ヴェノム2』公開されるの、めっちゃ楽しみって話してたんだよね!」、橘は「僕、めちゃくちゃ好きな作品だったんですよ『ヴェノム』が。そんな中で『2』が出るっていうタイミングで俺らが主題歌って聞いて、かなり感動したよなぁ」と、メンバー全員が興奮。
曲づくりの前にメンバー全員で一緒に本作を鑑賞したといい、泉は「すごい強い敵と強い同士で戦うってめっちゃ好きだから。バイク・アクションとかもあるし。そういうのがワクワクするよね!」、橘は「集中ポイントなのに、ユーモア入れてくるあたりがまた好き」、矢部は「ヴェノムのキャラクターがね!」、北村は「愛される(キャラ)!」と、それぞれ映画を大いに楽しんだ様子だ。
楽曲に込めた思いを北村は「(ヴェノムの敵である)カーネイジの方に感情移入しちゃって。だからこそ、『叫び』がキー。悪という見方もいっぱいあって、そうなるに値する過去の出来事だったりとか、何気ない一言、何気ない行動がその人にとってはすごい裏切りだったりもして。そういうところでしたね、今回メッセージに込めたのは。そんな『悲痛な叫び』を僕らが歌う」と語る。
さらに「ヴェノムもやっぱりふたりで一つみたいな所があるじゃないですか。僕らも各々がつくる曲もあるけど、みんなが集まってみんなのエッセンスを入り混じらせてつくる曲も結構多かったりするし。映画の中でもヴェノム同士がお互いを引っ張り合うというか、時にはぶつかって離れたりもするし。そっからまた合わさるとものすごい団結力が生まれたり、本当に来てほしいとこに助けに来てくれたりっていう関係性じゃないですか。DISH//もそういうところがあるなぁって、この曲を作って思いました」と話した。
コメント映像のラストでは、北村がサビのワンフレーズを即興で披露する場面も。矢部、橘、泉の3人もコーラスで参加し、その場を盛り上げた。
さらに、4人が本作の日本語吹き替え版主題歌を手掛けたことを記念し、メンバーひとりひとりがヴェノムに変身する映像も公開。日本で撮影されたメンバー映像が本場ハリウッドのスタジオに送られてCG制作されたヴェノム化映像となっている。
映画『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は、12月3日より全国公開。