伊藤英明、ギャグ漫画『KAPPEI』映画化で主演 共演に上白石萌歌&西畑大吾ら 特報も解禁
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若杉公徳のギャグ漫画『KAPPEI』が、俳優の伊藤英明を主演に迎えて『KAPPEI カッペイ』というタイトルで映画化され、2022年3月18日より公開されることが決定。上白石萌歌や西畑大吾らが共演する。併せて特報も解禁された。
【動画】ナレーションは山口勝平 映画『KAPPEI カッペイ』特報映像
本作は、2008年に松山ケンイチ主演で映画化された『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳が手掛けたギャグ漫画『KAPPEI』(白泉社・ヤングアニマルコミックス)を実写映画化。アクション、ラブ、バトル、歌、ダンス、パロディ、肉体美がてんこ盛りの爆笑エンターテインメントだ。
1999年7の月。世界は荒廃し、秩序は乱れ、暴力が支配する恐怖の世界が訪れる。ノストラダムスが予言した世紀末に備え、人類を救うべく己を鍛え上げる強き漢(オトコ)たちがいた。しかし、時は2022年。世界滅亡の時は一向に訪れず、厳しい修行に耐え、殺人拳・無戒殺風拳(むかいさっぷうけん)を会得した終末の弟子たちは集められ、師範は気まずそうに「解散っ」と言い放つ。
活躍の場を与えられなかった戦士たちがたどり着いたのは、その能力を全く必要とされない現代の東京。最強だが社会常識もない彼らが、平和な大都会で初めてピュアな恋心を知り、友情、葛藤、花見、合コン、嫉妬心など、遅すぎた青春を経験していく…。
終末の戦士の1人である本作の主人公・勝平を演じるのは伊藤英明。最強の戦士でありながら平和な東京で初めて知るさまざまな感情にほんろうされるピュアな男・勝平という前代未聞のニューヒーローに挑む。
勝平が運命的な出会いを果たす女子大生・山瀬ハルを演じるのは上白石萌歌。勝平に振り回され続ける気弱な大学生・啓太を、なにわ男子の西畑大吾が演じる。
さらに勝平とともに厳しい修行の日々を過ごした終末の戦士・守、正義、英雄にふんするのは、大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦。その師範役は古田新太。実力派俳優陣が、規格外の役を笑いと悲哀たっぷりに演じる。
監督は、『スマホを落としただけなのに』シリーズや、『64‐ロクヨン‐前編/後編』(2016)などをプロデュースし、今作で初めてメガホンをとる平野隆。『翔んで埼玉』(2019)などを手掛けた脚本家・徳永友一とタッグを組んで、最強なのにやることがなくなってしまった救世主たちの奇想天外な青春物語をド派手に描き出す。
特報映像は、子どもの頃から厳しい修行を積んできた戦士たちが、2022年に突如師範から「解散」を告げられるところからスタート。やることがなくなり東京にやってきた勝平が、スマホに向かって「山瀬(上白石)に彼氏はいるのか!?」と絶叫したり、温泉に潜水したりする姿や、最強の戦士同士の本格的なバトルシーンなどが映し出されている。ナレーションを担当したのは、『名探偵コナン』の工藤新一/怪盗キッド役などで知られる声優の山口勝平。
本作について伊藤は「ハッキリ言って変な衣装に変な髪型、ヒロインを除いて変な人間ばかりが出てくる変な話です」と説明し、「けれどこのコロナ禍に於いて、不自由な生活を強いられている日本の皆さんに束の間のひとときではありますが、現実から離れて頂いて心の底から笑って頂ける作品をお届け出来る事にエンターテイメントの世界で働く者として大変ありがたく、また光栄に思っています」と語っている。
映画『KAPPEI カッペイ』は2022年3月18日より全国公開。