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遺体写真家が少女とともに悪霊に立ち向かう! アカデミー賞候補ホラー、公開決定

映画

映画『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』場面写真
映画『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』場面写真(C)SZUPERMODERN STUDIO

 2022年第94回アカデミー賞国際長編映画部門ハンガリー代表に選出されたホラー映画『POST MORTEM(原題)』が、邦題を『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』として、2022年2月4日より公開されることが決定。場面写真が解禁された。

【写真】『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』場面写真

 作品の舞台は、第一次世界大戦後のハンガリー。死者と遺族の最後の写真を撮る事を仕事にしている「遺体写真家」のトーマスは、長期にわたる戦争とスペイン風邪により大量の犠牲者が出たとある村を訪れる。しかしそこは、死者が悪霊となって棲みつく呪われた村だった。トーマスは村に住む少女アナと協力しながら、霊を写真に写す事でその秘密を明らかにしていくが、悪霊は2人に容赦なく襲いかかる。果たしてトーマスとアナは、真実を明らかにし悪霊に打ち勝つことが出来るのか。

 監督は、ハンガリー史上初の国際エミー賞にノミネートされたテレビシリーズ『Trezor』の監督を務めたピーター・ベルゲンディ。子どもの頃からホラー映画好きで、ハンガリーの歴史と密接に関わるホラー映画を作りたいという構想をもっていた彼が、第一次世界大戦直後のスペイン風邪の大流行の際に犠牲となった「歴史的な痛みを伴う」幽霊をモチーフに、ストーリーを紡ぎあげた。

 美術セットや小物には、そんな時代背景を表現するこだわりのアンティークが使用されている。また主人公の職業となっている「遺体写真(ポストモーテムフォトグラフィー)」は、実際に行われていた歴史があり、特にヴィクトリア朝時代には庶民の間で常識となっていたという。

 第88回アカデミー賞国際長編部門で外国語映画賞を受賞した『サウルの息子』をはじめ、『ニーチェの馬』『心と体と』『この世界に残されて』などの良作を送り出してきたハンガリーが、異例の「ホラー映画」であるにもかかわらず、第94回アカデミー賞国際長編映画部門の代表作に選んだ本作。すでに世界の映画祭でも、24部門受賞、43部門ノミネート(2021年11月時点)を果たすなど高評価を受けている。歴史的な背景と異色の設定を持つ、新しいホラーに注目だ。

 映画『ポスト・モーテム 遺体写真家トーマス』は、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて2022年1月7日より開催される「未体験ゾーンの映画たち2022」で、2月4日より公開。

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