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『鬼滅の刃』遊郭編 鬼舞辻無惨、猗窩座への仕打ちに反響「安定のパワハラっぷり」

アニメ

『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』第1話場面写真
『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』第1話場面写真(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

関連 :

関俊彦

石田彰

 『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』(フジテレビ系/毎週日曜23時15分)第1話が12月5日に放送。1時間放送の第1話では、冒頭で鬼舞辻無惨(※)が猗窩座を叱責するシーンが「安定のパワハラっぷり」「無惨様は相変わらず圧迫面接がお好きで…w」と反響を呼んだ。

【写真】猗窩座と名勝負を演じた煉獄杏寿郎イラスト

 「優しい子なんですよ」「私の後は、あの子に継がせますよ」。身なりのいい夫婦が褒める義理の息子は、別室で本を手に調べ物をしていた。そこに上弦の鬼・猗窩座(あかざ)が現れ、「ご報告に参りました」と平服する。この少年こそ、鬼殺隊が滅殺しようとする鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)だった。

 猗窩座は「“青い彼岸花”は見つかりませんでした」と報告。「で?」と問いかける無残に、「無残様のご期待に応えられるよう、これからも尽力いたします。ご命令通り、柱の1人は始末して参りましたので、ご安心くださいますよう」と返す。すると空気が一変。無惨が「お前は何か思い違いをしているようだ」と指を向けると、猗窩座の全身に筋が浮き上がり、口から血が滴り落ちる。「たかが柱。それを始末したから何だというのか? 鬼が人間に勝つのは当然のことだろう。私の望みは鬼殺隊の殲滅。1人残らず叩き殺して、2度と私の視界に入らせないこと。複雑な事ではないはずだ。それなのに未だ叶わぬ…どういうことなんだ?」と詰問。

 続けて本を破り捨てると、「お前は得意げに柱を殺したと報告するが、あの場にはまだ3人の鬼狩りがいた。なぜ始末して来なかった? わざわざ近くにいたお前を向かわせたのに…猗窩座、猗窩座、猗窩座!!」とたたみかける。猗窩座は平伏したまま体を震わせ、目、鼻、口から血を流し続けていたが、「お前には失望した。まさか柱でもない剣士から一撃を受けるとは。“上弦の参”も堕ちたものだな。下がれ」と言われ、一礼するとその場から去る。

 「無限列車編」で煉獄杏寿郎(※)と激闘を繰り広げた猗窩座が受けたのは、その功績への評価や労いではなく叱責と詰問と苦痛だけだった。容赦のない無惨の行動に、ネットには「今期も無惨様は安定して無茶を言ってるww」「ショタ無惨様のパワハラ」「こんなパワハラしているのに、無惨様の内心では猗窩座を忠実で真面目だからお気に入りだと思っているの、何から何まで思考がブラック企業」といった声が相次いだ。また、「猗窩座が赤子扱いとは…」「上弦であろうとパワハラからは逃れられない!」などと、無惨の力の強さも反響を呼んだ。

※「煉」の正式表記は「火+東」
※「辻」の正式表記はしんにょうの点が1つ

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